●最初期の患者4人のうち、3人が華南海鮮市場とは無関係

動物、人間が市場に感染を持ち込んだ可能性

●市場から32キロに武漢生物安全実験室

1)中国人民解放軍の生物戦争のための兵器開発に関与

2)新型コロナウイルスの研究にも関わっていた可能性が高い

3)同コロナウイルスが人間への接触で外部に流出した可能性

●「武漢生物製品研究所」・・SARSウイルスの研究にも従事

・研究所とウィルスの関わりを明確に否定できる証拠もない。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59144?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related

台湾人医師「動物実験で使われた後、転売されて市場で売られているのではないか」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200130-00000005-ykf-int

2004年、北京のラボからSARSウイルス“脱走”事件

2012年、カナダ国家微生物学ラボから中国系研究員の“スパイ”がエボラウイルス持ち出し。

(中国がウイルス兵器研究のために武漢にBSL4のラボを建設し、カナダからウイルスを盗み出し)

2018年運用開始のラボには、エボラウイルスやSARSウィルスなどのコロナウイルスが

集められていた。実験にサルを使用

●異様に感染力の強い謎のウイルス。情報隠蔽。

●ウイルスが海外に出たとたん、都市を封鎖し、渡航禁止措置を発令した中央政府の慌てぶり

。。。。。。。。。。。。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200130-00059168-jbpressz-int

「新型ウイルスはバイオ兵器?」の噂が囁かれる背景

1-30

中国武漢で発生した新型コロナウイルスは、すでに確認されているだけで感染者は6000人規模、

疑似感染1万人規模、6万人近くが感染者接触者として医学的観察を受けている。

死者は1月28日24時時点で132人。治癒・退院患者の103人を超えてしまった。

■ 4~5月にピーク、減退は6~7月か? 
ピークについて、中国の中央の専門家チームのリーダーでもある呼吸器感染症の権威、鐘南山は

「(ウイルスへの対策がうまくいけば)10日か1週間以内にピークを迎え、スーパースプレッダー

(感染拡大の感染源となる患者)も登場せず、大爆発的な感染にいたらない」との見方を示した。

 一方、香港大学医学院の梁卓偉院長が研究モデリング分析をもとに予測したところでは、目下の

新型コロナウイルス感染者は6.2日ごとに倍増しており、武漢市ではすでに4.4万人が感染、全体として

4~5月にピークを迎え6~7月ごろにゆっくり減退していく、と1月27日の記者会見で語っている。
信じたいのは鐘南山の意見だが、説得力があるのは梁卓偉の見立てだ。素人目にみても今回の

コロナウイルスの感染力はただごとではない。初症例が出たのは12月初めで、わずか2カ月前だ。

SARSはスーパースプレッダーの登場で世界に広がったが、通常の感染率はさほど高くなかった

おかげで4カ月以上の隠蔽のあとでも感染経路が比較的分かりやすく、だからこそ

封じ込め作戦も効果的だった。

 だが、今回のコロナウイルスは1月2日までの患者をもとに分析した研究では、濃密接触者の85%が

感染しているという。しかも咳や熱の症状が出ていない潜伏期間が2週間に及ぶこともあり、

その間も感染するとみられている

効果的な封じ込めや水際防止は事実上困難、とみていいだろう。

■ 成田経由で武漢から1万人が来日していた
ちなみに武漢は1月23日から都市封鎖されているが、春節移動はその3週間前からすでに始まっていた。1月23日以前に500万人が武漢を離れ、(300万人が武漢に入って)市内に900万人いると、

武漢市長の周先旺が記者会見で発表している。

 武漢を離脱した500万人の内訳をみると、7割が湖北省内の地方に行き、6万人以上が北京へ、

5万人以上が上海、広州、成都へ、7000人以上が香港、6100人以上がマカオへ、7500人以上が台湾

(桃園、高雄、松山空港経由で)へ移動したという。海外へは多い順にバンコク(2万0558人)、シンガポール・チャンギ(1万0680人)、東京・成田(9080人)。日本に成田経由で武漢から1万人近くも来ていた。 

参考。。。訪日した武漢市民は1万8008人

https://ameblo.jp/sapporo-mmm/entry-12570967543.html

  おそらく専門家の間では、すでに日本の感染状況予測などもモデリング計算され、効果的な防疫対策がとられているはず、それができる実力が日本にはある、と私は信じたいのだが、心配なのは、それに必要な基礎情報がきちんと中国から得られているのかということだ

 ちなみに、武漢市長の周先旺はCCTVのインタビューで、「もし感染がコントロールできるならば免職すら願う」といった悔恨の意と、情報を適時に公開できなかったことについて「中央から許可を得てからやっと情報公開ができるのだ。多くの人には理解してもらえないだろうけど」と発言し、対応の遅れなどは

中央に責任の一端があることを示唆した。党中央の喉舌(宣伝機関)であるCCTVで、地方の市長レベルの官僚がここまで明確に中央を批判することの異常さに、多くのチャイナウォッチャーが驚いている。

 周先旺によれば、1月20日の国務院会議で、武漢の肺炎を一類伝染病に指定することが決定された。

この決定によって地元政府が責任を負うことになり、市としての具体的措置をとることができるように

なったという。これは1月20日までの情報隠蔽を事実上認める発言であり、同時に、

末端の公務員・中央メディアにも、習近平政権のやり方に対する不満がたまっていることがうかがえる。

■ 囁かれる「研究所からウイルス流出」の噂
今回の最初の発生例から現在までの経緯を振り返ってみると、SARSとの闘いを経験した中国当局としてはかなりいびつな対応だ。

その後、金銀潭医院の医師たちが医学誌「ランセット」に寄稿した分析によれば、初期から発生源が多源的であった可能性がわかっていた。金銀潭医院が収容した初期の41人の患者(1月2日まで)について

調べたところ、12月1日に入院した最初の1例を含めた最初期の患者4人のうち、3人が華南海鮮市場とは関係がなく、また呼吸器症状も出ていなかったという。また41人中、華南海鮮市場が関与しているのは

27人だった。市場に感染を持ち込んだ動物、あるいは人間がいる、かもしれないという

わけだ。

そこで、急に気になってくるのが、この市場の32キロほど離れたところにある「中国科学院武漢国家

バイオセイフティラボ(生物安全実験室)」の存在である。このラボは中国最初のP4(レベル4、BSL-4、密閉式で危険なウイルスを取り扱うことができる)のラボであり、2015年1月末に竣工、2018年1月に

正式運用が始まっている。SARS感染を経験した中国がフランスに技術協力を求めて建設されたラボ。新型コロナウイルスはこのラボから流出したものではないか、という噂は

専門家も含めて気にしている。

実は2017年2月の英科学誌「ネイチャー」に、米国のバイオセイフティコンサルタントのティム・トレバンが、中国の官僚文化の伝統からみてこのラボは安全ではない、と警告していた。

実際、2004年に北京のラボからSARSウイルスの“脱走”事件があり、また2012年にカナダ国家微生物学ラボ(NML、カナダ唯一のBSL4ラボ)から中国系研究員の“スパイ”が非常に安全ではない方法

(郵送)でエボラウイルスなどを持ち出そうとした、あるいは持ち出した、とカナダのテレビ(CBC)が昨年夏に報道したことがある。この事件が直接、今回の新型コロナウイルスと関係あるわけではないようだが、中国がウイルス兵器の研究を行っているのではないか、その目的のためにフランスの技術供与を得て武漢にBSL4のラボを建設し、カナダからウイルスを盗み出したのではないか、しかし一方で、中国はウイルスの安全管理に対する感覚が甘いのではないか、という疑いの目はずっと向けられていた。

ちなみに武漢のラボは中国科学院と武漢市の共同建設ということになっているが、実は人民解放軍系の施設だとみられている。当初の計画では、設計を請け負うのはフランスの会社だったが、

最終的に解放軍系の企業が請け負ったという。

トレバンがネイチャー誌で訴えた懸念は、武漢のラボで動物実験が行われることになっていた、

という点だ。中国でこうした動物実験が行われる場合、欧米などと比べて規制が甘い。だからこそ、

ワクチン開発などのスピードが速いと世界からの期待もあるわけだが、同時に危険な実験も安易に行える。2018年に運用開始したこのラボにすでにエボラウイルスやSARSウイルスなどのコロナウイルス

集められていたことは公にされているし、サルが実験に使われていたともいう。

また、イスラエルの軍事情報官のダニー・ショーハム(バル・イラン大学タスパーク・サダト戦略研究

センターで中国のバイオ兵器戦略を専門に研究)が統一教会系米国紙のワシントン・タイムズの取材に、武漢には2つの軍事用生物化学兵器開発のためのラボがあり、「新型コロナウイルスは兵器用に開発されたものではないか」というかなり大胆な問いかけを行っている。

異様に感染力の強い謎のウイルス。

地方は情報に関する権限が与えられず、中央の動きも鈍く、情報隠蔽も行われていた。その一方で、

ウイルスが海外に出たと知れるやいなや、都市を封鎖し、渡航禁止措置を発令といった

中央政府の慌てぶり、解放軍マターであるとすればなんとなく納得がいく気がする。

中国のネット上では、

このウイルスがSARSと同じく中国人をターゲットにした米国のウイルス兵器であり、バイオテロだ、といった陰謀論が流れているが、これこそが事実を隠蔽する情報戦ではないか、とショーハムは言うのである。

今回の中国の対応のいびつさの背景に、いまだ明らかにされない重大な問題が隠されているのではないか、と疑われてしまうのは致し方ない。

厳しい予測をいえば新型コロナウイルスの感染は7月まで続くことになる。とすれば、

もはや習近平の国賓訪問どころではない。東京五輪が無事開催できるかも心配になってくる状況だ。