ジェジュン、スーパーで買い物もする東京生活

バラエティ番組でも話題の魅力的な素顔<モデルプレスインタビュー>

【ジェジュン/モデルプレス=7月4日】

約9年の月日を経て日本での活動を再開させたアーティストのジェジュン(32)。

先月27日にはソロ1stシングル『Sign/Your Love』をリリース、ソロとしては初となる

「ミュージックステーション」出演も果たし、ネット上を大いに沸かせた。切なさを最も美しく魅せる歌声と圧倒的なオーラは変わらずだが、「有吉反省会」などのバラエティ番組で見せる飾らない素顔も相まって、この再始動を機に彼自身の人間的魅力がより幅広い層に伝わっているように思う。モデルプレスのインタビューでは新たな活動にかける意気込みはもちろんのこと、Instagramの気になる投稿にも細かくツッコミを入れつつ、そのライフスタイルを含めて

ジェジュンの今”に迫った。

― 記念すべき再始動を飾る新曲「Sign」は、変わらぬ愛を歌う悲しくも切ない

ミディアムバラードに。何曲か候補があった中から選ばれたのでしょうか。
ジェジュン:はい。この曲が一番インパクトがあると思いました。僕だけではなく、事務所のスタッフの皆さんも聴いた瞬間「この曲がタイトルにふさわしいんじゃないか」と意見が揃って。

― 明るい曲の候補もあったんですか?
ジェジュン:もちろん。曲のジャンルの好き嫌いはないんですが、初のソロシングルということで、ゆるい曲よりはしっかりとインパクトのある、パワフルな曲がいいんじゃないかと思って。
― ファンの皆さんにメッセージを伝えるという意味でも。
ジェジュン:そうですね。
― 「Sign」を実際に歌われてどのような印象ですか?
ジェジュン:基本的にキーが高いので、愛を叫ぶような気持ちで歌っています。ロックを歌う時の発声とは違う、きれいな声を出して歌いたいので、歌うのがちょっと大変なんですけど、皆さんが気持ち良く聴けるように「頑張るしかないな」と(笑)。
― 「Your Love」はいかがでしょうか。「Sign」との違いも含めて。
ジェジュン:全く逆の雰囲気の曲ですね。柔らかくって。愛されたい人が聴くとすごくいいんじゃないでしょうか(笑)。僕は最近、寝る前に聴いているんですけど、結構ぐっすり眠れるんですよ。叫んだりする部分もないので、気持ち良くなれる曲だと思います。
― 2曲のバランスが非常に良いですね。
ジェジュン:すごくちょうどいいバランス。例えば…神戸牛を食べた後、口がちょっと飽きるじゃないですか?それでビールを飲んだり、炭酸を飲んだりする。ハンバーガーを食べた後のコーラみたいな感じのバランスなんですよ。
― ものすごくわかりやすいです(笑)。それにしても、変わらず日本語が完璧ですね!
ジェジュン:いえいえ全然…もっと頑張らないといけないですね。
― 単独ツアー「The Reunion in Memory」のタイトルにはどのような想いが込められていますか?
ジェジュン:今回はソロ活動が始まりましたという単純な意味ではなく、僕にとっては

すごく意味のあるデビューなんです。これからは新人の気持ちで頑張っていきますが、

今までやってきた色々なヒストリーがあって、その上でやっと日本で新人としての活動が再開

しましたということ。色んなことを思い出しながら、応援していただけるファンの皆さんの気持ち、僕自身もっと頑張りたいという気持ち…お互いに色々な記憶を共有したい。そういったコンセプトをタイトルで表現しました。

― 9年という月日で「変わったこと」と「変わらないもの」、ご自身ではどう感じていますか?
ジェジュン:何だろう…難しいなぁ。色々変わってきたとは思うんですけど、見た目的に

「雰囲気が変わった」というのはすごく言われるんですよ。僕は一緒だと思うんですけど…。
― 心境の変化が外見に出ているのかもしれませんね。
ジェジュン:そうですよね。やっぱり若い頃は「カッコイイ姿を見せたい!」っていう思いが強かったんですけど、最近は普通にリラックスした姿を見せたほうがいいのかな?というのもあって。
― そう思うようになったきっかけがあるんですか?
ジェジュン:僕は顔の印象が強いじゃないですか(笑)。多分、若い時はもっと強かったん

ですけど、今はなんというか、雰囲気的に優しくなったというか…。それでいいんじゃないかと。顔が十分強いのに、性格や口調まで強いのはちょっとどうかなと思うから。でも何年経っても、人間の本質は変わらないものだと思いますそこはどんなに取り繕おうとしても表に出てしまう。だから変わらないものを一つ挙げるとすれば、僕の元々の性格じゃないかな。
― “ソロアーティスト・ジェジュン”の個性をどのように表現していきたいですか?
ジェジュン:自分では、色々な色を持っていることが個性だと思っています。僕の活動やライブで、僕だけにしか出せない個性があると思うので、それをもっとたくさんの方に知っていただきたいです。
― 日本活動での具体的な目標はありますか?
ジェジュン:今は日本の人口の1割、いや0.5割くらいしか僕のことを知らないと思うので…

少なくとも、外を普通に歩いていて「知ってますか?」と問いかけた時に、「あぁ、知ってますよ」って答えがすぐに出てくるくらいにはなりたいなと思います。

― 最近はバラエティ番組にも積極的にご出演されていますが、いかがですか?
ジェジュン:楽しいです!緊張はもちろんするんですけど…。
― やはり緊張されるんですね。
ジェジュン:日本語の壁がありますから。たまに全然知らない、「何それ?!」と思う日本語が出て来た時は、とりあえず「う~ん…?」と微妙なリアクションをしておく(笑)。
― (笑)。共演したタレントの方とはお話をしますか?
ジェジュンはい。この間、「この方は僕のことを知っているのかな?」って思いながら会話をしたんですよ。「知ってるふりをしてるのかな?」って(笑)。
― (笑)。もちろん知っているはずです!
ジェジュン:いや~…“みんなは”知らないんじゃないですかね? 9年も時間が経ってしまったので、「忘れられちゃったかな?」という心配や怖さもあるんですけど、だからこそ「天然だね」と言われたり、からかってもらえるのも嬉しい。みんなが話しかけてくれるだけで嬉しいんですよ

― バラエティは素をさらけ出すことを求められますが、そこに抵抗はないですか?
ジェジュン:全然!ないです。
― あれから、電車には乗れましたか?

(注:「有吉反省会」で電車に乗れなかったエピソードを紹介していた)
ジェジュン:まだです、最近忙しくて。ちょっとゆっくりできる時間があったら乗りたいですね。Suicaも買わなきゃいけないし(笑)。
(※その後のライブでは無事電車に乗ったことを報告!)

― この春から東京での生活も始められたとのことですが、不便はないですか?
ジェジュン:韓国と比べればまだ細かい場所までは知らないというのはあるんですけど、

だんだん慣れてきました。「ここは本当に海外なのかな?」って思うくらいには(笑)。

― 近所に買い物に出かけたりも?
ジェジュン:もちろん!
― ジェジュンさんがスーパーにいたらビックリしますね。
ジェジュン:普通にスーパー行って、野菜買って、こうやって(両手にビニール袋を)持って歩いてます。
― 料理もお得意ですよね。
ジェジュン:はい。何でも作ります。特別な料理ではなく、普通に買い物をして、

残った材料を組み合わせた名前のない料理ばかり(笑)。
― 日本と韓国では食べるものが変わりますか?
ジェジュン:やっぱり韓国だと刺激的なものを食べちゃうんですよ。日本でもたまに辛いラーメンやカレーを食べますけど、普段は味が優しいものを食べることが多いですね。それに日本料理って意外と簡単じゃないですか。韓国料理はすごく時間がかかっちゃう。

日本の料理はパパッと早く作って食べられるのでいいですよね。
― 最近、リビングでミニーちゃんと向き合っているお写真をInstagramにアップしていましたよね。あれは韓国のご自宅ですか?
ジェジュン:はい、あれは韓国です。
― 素敵なインテリアですね。こだわりはありますか?
ジェジュン:インテリアは結構好きなほうです。こだわりは…テーブルの上に必要なものを置くじゃないですか。それ以外のものが置いてあるのはダメ。
― きれい好きなんですね!
ジェジュン:置き始めると止まらないですよね?例えば、道端にバケツが置いてあるとします。

きれいなバケツだったのに、誰か1人がゴミを入れ始めたら、1ヶ月後には山ほど溜まっている。それと一緒なんですよ。最初からきれいにしておかないと、どんどん汚くなっちゃうから。

― 教訓として、すぐに自分の部屋を片付けようと思いました(笑)。
ジェジュン:あはは(笑)。だから必要なものだけ置いておいて、それ以外のものは全部片付けちゃいますね。前の家よりは狭くなったので、新しい家具もなるべく買わないようにしています。シンプルなのが一番きれいだと思っているので。
― ミニーちゃんは日本のお土産ですか?
ジェジュン:はい。ディズニーランドで買いました。それを持って韓国に帰る時、CAさんに

「これ、どこかに預けられますか?」と聞いたんですけど、隣の席がちょうど空いていたので、

隣に座らせて一緒に帰りました(笑)。他のお客さんからは、「あいつミニーちゃんのためにもう一個席取ったんだ、セレブだな~!」って思われたかもしれないけれど、そうじゃないです(笑)。

― (笑)。韓国と比べて、日本のお部屋はすごくシンプルじゃないですか?
ジェジュン:シンプルですね。なんで知ってるんですか?(笑)
― Instagramで見ました、だからリビングしか知らないです(笑)。
ジェジュン:あはは、見てくださってありがとうございます(笑)。猫を2匹飼っているので、

物がありすぎるとすごいことになっちゃうんですよ。最大限シンプルにしないとダメ。

グラスのようなものは本当にダメです。猫が落として割れちゃう。

― やんちゃな猫がいると寂しさを感じることがなさそうです。
ジェジュン:そうですね。今は逆に「めんどくさいなあ~」って思っちゃうくらい、ちょっと

犬っぽいんですよ(笑)。僕がどこか移動するたびに後ろを追いかけてくる。2匹ともです。

可愛いけど、シャワーを浴びる時まで追いかけてくるのは気まずいですね(笑)。
― バスルームまで?!
ジェジュン:(猫は)ドアを押すことはできるけど、引っ張ることはできないじゃないですか?

だから勝手にドアを押して入って来るけど、出られないから「もう~!」ってなる(笑)。

朝、仕事に行く前の準備も大変。全ての窓とドアを閉めて、ご飯やお水を替えて…

忙しいんです。
― それとInstagramで気になっていたのですが、今年のお誕生日に日本の俳優の

佐藤二朗さんの写真を載せていたじゃないですか?(画面を見せる)
ジェジュン:あ~!(笑)これ、韓国のネット上で流行っていて、この文字は

「可愛いから!すごい可愛いからやめなさい!」っていう意味なんですけど…。
― ファンの方へのメッセージ?
ジェジュン:「可愛いから」っていうのに深い意味はなくて、「もうやめてください!もういいから!」ってことなんですけど、あの日はみんなにすごくお祝いされたので、

「もういいから、誕生日過ぎたしもういいから!」っていうのを伝えたくて。

「たくさんお祝いされて嬉しいです、だからもう大丈夫ですよ」って。
― 佐藤さんご本人がTwitterでアンサーしていましたよ!

「機会あれば、共演しましょ」と(笑)。
ジェジュン:え~!ありがとうございます、勝手に載せてごめんなさい(笑)。
― 日本での俳優活動もぜひ楽しみにしています。
ジェジュン:良いですね。昔「素直になれなくて」(2010)に出演させていただいた時も、

皆さん優しくしてくださって、すごく楽しかったので。

 美意識がとても高いイメージなので、モデルプレスの女性読者の方々が真似できそうな

テクニックも教えていただきたいです。
ジェジュン:最近韓国では“化粧品ダイエット”っていうのがあって、色んな種類の化粧品を使うのは良くないと言われているんです。いい化粧品を全部顔に塗っちゃうと逆に良くないから、

気をつけてください。僕も一種類しかつけないんですよ。顔洗った後、水分クリームを塗るだけです
― スタイルキープのために、食生活で気をつけていることはありますか?
ジェジュン:次の日に仕事がある時は、サムギョプサルは絶対に食べないこと。顔がむくむので。逆に、次の日がオフだと絶対食べます。明日は久しぶりのオフなので、絶対に食べる!

(周囲のスタッフに視線でアピールしながら)今日まで我慢してました!(笑)

― いつ頃から我慢してたんですか?1ヶ月くらい?
ジェジュン:いつ頃から食べてないだろう…記憶にないくらいですね。
― では今日、Mステが終わったらサムギョプサルをたっぷり…

(注:インタビューはMステ出演前に実施)
ジェジュン:サムギョプサルパーティーします!(笑)
最後になりますが、夢や目標に向かって頑張るモデルプレス読者に

“夢を叶える秘訣”をアドバイスお願いします。
ジェジュン:夢を叶える秘訣かぁ…僕が教えてほしいくらいですね。でも例えば、目標にしているものがあると、そこだけに夢中になって、全ての力をそこに注ぎ込む人もいると思うんですけど、僕は一年の間に夢を何百回変えてもいいと思います。自分がしたいことに向かって、

その瞬間だけでもいいから頑張ることができれば、その中から自分に合うものを絶対に見つけられると思うから。自分に似合う服を着るのが一番大事だと思うので、何でもトライしてみることだと思います。
― それはご自身の経験から?
ジェジュン:そうですね。でも、無理はしないでください!地方から夢を叶えるために東京に来ている方々もいっぱいいるじゃないですか。中には自分のプライド的に許せなくて、

地元に帰れない方もいると思うんですけど、僕は「帰ってもいいんじゃない?」と思います。

プライドばかり気にして、東京で大変な生活をするよりは、自分に素直になったほうが得になる。メンタル的に切り替わると思うし、また東京に行った時、もっと上を目指して頑張れるんじゃないかと思います。
― 素敵なメッセージをありがとうございました!
ジェジュン:こちらこそ、ありがとうございました!


https://mdpr.jp/k-enta/detail/1777219