義務警察選抜制度には、いまだに目に見えない手が作用しているのではないか」


2016・10・04 韓国ブログ

釜山A、B 警察署長、同日に息子たちを義警に入隊させ


総警以上の警察幹部の息子の半分以上が義務警察に服務中であることが分かった 。
さらに昨年 11 月 20 日以降、義警選抜に恩恵措置があるという理由で義警選抜を面接から
公開抽選に変更したにもかかわらず、今年、軍入隊した警察幹部の半分以上が義務警察に
服務中であることが明らかになり義警選抜過程に疑問が提起されている 。

加えて民主党バクナムチュン議員 ( 安全管理委員会幹事 ) が総警以上の高位職 679 人
に対し警察庁 、 兵務庁などを通じて調査した結果 、このうち息子79人が現在軍服務中で
あることが明らかになったが 、補充役として服務中の 4 人を除いた75 人のうち40人(53%)が
現在、義務警察に服務中であることが分かった 。
軍服務者の半分以上が義警に服務中ということだ 。
 
これは、毎年 全軍入隊者数が 25 万人、義務警察選抜人員が年間 15,000 人に過ぎない
( 選抜率 6%) ことに照らしてみると、非常に高い割合だ。

特に 、 本庁とソウル庁に勤務中の幹部の息子は60% が義務警察として服務中だった 。
さらに、同年齢の釜山の A 警察署長と B 警察署長は、同じ日に同時に自分の息子たちを
義警に入隊させ 、 光州のC総警は自分の息子2人ともが義警に服務していた。
 
しかし、さらに理解できないのは、恩恵措置排除の趣旨で義警選抜を抽選制に変更したにも
かかわらず、今年軍に入隊した息子26人のうち14 人(54%) が義警に入ったことである 。
これも半数を超える数値だ 。

公開抽選は参加を希望する受験者やその家族 ・市民団体関係者の中からランダムに4 人を
選定した後、選ばれた8 桁の任意の数字を抽選プログラムに入力し、最終合格者を決める方式
だと警察庁は説明している 。
コンピュータ抽選だと外部の影響が作用できないということだ 。

しかし、抽選制に変更した後も、警察高位職の息子の半分以上が面接制度のような割合で
義務警察として服務しているという点は、義務警察選抜制度には、いまだに
目に見えない手が作用しているのではないかと、疑問が生じている 。


http://blog.naver.com/parknamchun/220827403545