「日本領事館前」少女像建設」火薬庫になるか

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釜山市東区草梁洞の日本総領事館前に『慰安婦少女像』を建てるため1人デモが、200日目を

越えながら、少女像設置が実現するかをめぐり関心が集まっている。少女像設置推進委側は

当初の計画通り 領事館前に少女像を建てるという立場だが、東区庁は道路占用許可を出さない方針を決めて、今後、慰安婦少女像問題をめぐり日本総領事館前が韓日関係の“火薬庫”に浮上する見通しである。

今年1月6日の水曜集会とともに始まった日本総領事館の前での1人デモは、2月から一日も欠かさずに行われ、この日で200日目を迎えた。1人デモは当初『釜山民族一つ』と女性・市民団体で構成された釜山女性の行動を中心に行われたが、一般市民と大学生、野党区議員まで参加しながら、ますます熱くなっている。

特にこれらは『未来世代が建てる平和少女像推進委員会』にサポーターズとして乗り出して
力を加えている。今年の3.1節(3月1日 祝日。1919年3月1日の独立運動を記念する日)を迎えながら、釜山地域の青年・大学生が発足した推進委は、8・15光復節(8月15日)にあわせて少女像を設置するため、これまで市民募金運動とキャンペーンを繰り広げてきた


当初、目標募金額である5500万ウォンに及ばなかったが、6月末に野党と釜山地域の市民団体が大挙参加して少女像設置費が用意された。現在、青銅少女像製作の前段階で木製少女像が完成した状態である。
推進委側は少女像の歴史性と象徴性を考慮して日本総領事館裏門前の歩道に
慰安婦少女像を建てるという計画である。推進委代表団は3日、東区庁長と面談し
公式に設置意思を伝えることにした

だが、道路管理庁である東区庁は最近、慰安婦少女像の道路(歩道)占用を許可しないものと方針を決め、今後紛争が予想される。東区庁関係者は「慰安婦少女像の場合、道路法上、道路占用許可工作物に属さないと判断して、許可申請が出されれば許可しない方針」と明らかにした。


推進委側は許可の可否と関係なく市民の同意を集めて少女像設置を強行する方針である
『未来世代が建てる平和の少女像推進委員会』のユ・ヨンヒョン委員長は「市民の同意を集めて世論の支持を受ければ、どんな方式でも少女像を建てることができる」としながら「時期を多少遅らせても市民の共感を引き出した後、今年中には少女像を設置すると話した。


日本総領事館の警備を担当する釜山東部警察署は『光復節奇襲設置』など、もしもの事態に
備え神経を尖らせている。先立って集会過程で参加者が総領事館内にビラを投げ込むなど
突発状況が発生し裏門前にポリスラインを設けて警戒を強化した。