こんにちは。
今日もお越しくださってありがとうございます
札幌で、お子さんたちがのびのび学ぶのをサポートする
プロ家庭教師・メンター(個人契約形態です)として活動させていただいています
わたなべと申します☆
(→詳しいプロフィール・考え方はこちらへ)
しばらく札幌は熱々でした
暑さには比較的強いつもりなのですけど、僕の家にはエアコンがないので、
やはり夜が難儀しました(笑)
担当している生徒さんの中にも、
暑さで眠れずに体調が崩れがちになるというひとがいました。
……と言っているうちに、もう今日などは秋の気配が濃厚に漂いつつあります。
北海道の夏場は、気温が安定せず常に季節の変わり目のような感じもするので、
あなたもきみも皆さんも、体調には気を付けてほしいと思います
(もちろん、道外、全国、海外の皆さんも!)
さて、本日のお話です(^^♪
お子さんたちと一緒に勉強していると、時々、
自分がここでしていることは、つまり何なのだろう??
と自問したくなることがあります。
これに悩んで苦しむというわけではないのですが、
案外抜本的な(?)、根本的な問いかけなので、
僕の中ではこれからもずっと続くような気もするのです
具体的にいうと、まず、勉強内容を相手に教えるだけなら、
僕である必要はないし、他の誰かである必要も、
本質的には存在しないはずです。
なぜなら、この場合、その学習内容をお子さんが身に着けさえすればよいからです
どこどこ大学への合格を目指したり、
各種試験の合格を目指したり、
テストで〇〇点をゲットすることを目指したり、
あとは……あまり分かりませんけどお金を稼ぐことを目指したり(?)、
などなどが目的ならば、その結果が得られるなら、
原則的には手段は問わないことになりそうです。
そうでなくとも、例えば教え方がうまいとか、
生徒さんの学習管理がうまいとか、
当該分野の見識が広く深いとか、
結果に直結した能力を持つ「先生」や「情報源」が重宝されるでしょう(^^)
事実、楽しい学習法や、単語の面白い覚え方、
歴史の新しい読み取り方、巧みな話術、
スパルタだが熱くて燃えるような熱血、
その他もろもろの特質をもった先生・塾講師の方々などの
書籍や授業はとても人気がありますよね
……しかし、だいたい僕がこのお話の流れで持ってくるときは、
その流れに疑問を投げかける場合なのです(笑)
というより、もちろん上のような学習内容は必要不可欠だし、
お子さん本人にも、そのひとがこれから向かっていく社会にも、
すべてに通ずるものですから、とても重要です(*^_^*)
だから、併存的な感覚なのですけど、……
ですがしかし、どうしても僕はこの質問を提出しないわけにはいきません
(全然教育に関する学問を学んだことはないので、あくまで凡人の疑問ですよ笑)
教育とは、勉強内容を伝達することでしょうか??
それを教わるひとが吸収し、自分のものとする、活用する、
このプロセスが「教育」でしょうか??
もちろん、一面では確実にYESです
ただ、そういった知識を正確に伝達し、活用する、そのプロセスは、
コンピュータも得意とするところですね。
まだまだ技術的に発展の余地があるので、
人間のように物事を吸収し、適用するというわけにはいかないかもしれませんが、
正確さや再現性ではコンピュータの方がいまや人間より上でしょう
ここで、人間は自分が学んだことを生かして
新たなものを生み出す能力があるので、
コンピュータによるプロセスとは違うとも考えられます。
でも、ジョークを作るAIの研究が行われていたり、
人間と会話ができるAIの実験もかなり進んでいたり、
コンピュータ(というよりAIですね)が自ら蓄えた知識を組み合わせて
新たなものを生み出すときも近いのではないでしょうか。
(これがきっかけとなって、AIと人間の戦争に……みたいなのはまた別なお話)
そうすると、仮に「教育」が上で見てきたような知識の伝達、修養ならば、
これに特化したAIが現れれば先生はもう不要です
このAIは、人間よりも体系的に知識を整理できるし、
それを伝達するノウハウも全世界の知見から抽出して構築できるし、
基本的には疲労で能力が低下することもないし、
何より仕事のスピードが人間とは段違いです
教わる方も、いくら広い見識、豊かな経験があるとはいえ
一個の人間にすぎない先生から教わるより、幅広く、面白く、
興味深く学ぶことができるかもしれません。
(実際、英文法をスマホ上で遊びながら学べるアプリがあったり、
有名講師の方の授業が日本全国スマホ上で見放題だったり、
この方向へ向かう流れは確実に生じています。)
(今日は長文なので写真も2枚ですよ!)
……でも、そんなはずがあるでしょうか??
今後コンピュータやAIは「教育」にこれまで以上に、
おそらく際限なく関わってくるでしょう。
単に知識を伝えたり蓄えたり、さらにそれらの組み合わせや工夫によって、
新しい発見をするなどの形が「教育」であるならば、
やはり有能なAIにゆだねる方が賢明かもしれません。
しかし、だからこそ改めて、教育とは何でしょうか??
勝手に僕がアツくなって語っているだけですから、
もちろん眉唾でお読みください(^^)/
おそらく教育とは、文面上は普通過ぎて恐縮ですが(笑)、
人間を育てることです
ここでいう人間とは、文脈でお分かりかもしれませんけど、
役立つ知識や能力を持つ存在という意味ではありません。
他の誰とも違う個性、思想、容姿などなどを持つ存在という意味でもありません。
ここでいう人間とは、「そのひとであること」だと個人的には感じています(*^_^*)
僕がこのブログ、ひいては今のお仕事に足を踏み入れた理由でもあるのですが、
人間は誰もが常にフロンティアにいます。
お子さんたちをイメージすると分かりやすくて、
彼らは、まだまっさらな部分が多い彼らという存在自体に、
いろいろな勉強、体験、理解などで色を塗っていきます。
それがある程度まとまりをもって「その子」の性格とか興味とかを形作ると思うのですが、
このまとまりはいつも流動的であるはずです
何かのひどい経験で性格が変わってしまったり、
逆に修学旅行に行っただけで、ものすごく前向きな変化が現れたり。
勉強面でも、ちょっとした自分なりのやり方が見つかって大きく進歩したり(^^♪
あなたや僕や、他のみんなの属している人間という存在が全員こうなのですから、
誰もが常に、変化の可能性があるフロンティアにいることになりませんか
そして、そのフロンティアを自分なりに開拓するプロセス自体が、
「そのひとであること」の要素である気がしませんか
だから、もし教育が人間を育てることであるならば、
このフロンティア(=まだ見られていないもの)に働きかけるものであるはずです☆
つまり、教育を受ける側とともに、フロンティアを開拓すること。
フロンティアであるからには、何かすでに前提として持っているものは
一度脇に置いておかなければなりません(*^_^*)
前提にしているものがないから、いつも不安定です。
でも、たぶんこれこそが大きな価値で、お子さんたちにそのまま関心を向ける、
ということとつながっているような気がします。
常にフロンティアだからこそ、先生や生徒の知識や能力がどうだという問題より、
その瞬間、お互いに本当に関わることこそがポイントなのだとも感じます(^^)
最後、どんな形でまとめればよいのか、よくわからなくなってしまいました(笑)
ともかく、僕としては本日の記事の内容を胸にとどめ、
これからも皆さんと一緒に学んでいきたいと思います
お読みくださってありがとうございました!
また次回も、どうぞよろしくお願いいたします
わたなべ
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