こんにちは。
今日もお越しくださってありがとうございます!
札幌で、お子さんたちがのびのび学ぶのをサポートする
プロ家庭教師・メンター(個人契約形態です)として活動させていただいています
わたなべと申します
(→詳しいプロフィール・考え方はこちらへ)
現在、本記事のタイトルのように題して、
教えるということ、お子さんたちと関わるということ、
それ自体の在り方について検討しています。
(少し周辺的な、あるいは派生的なお話も入ってくると思いますけども)
前回の最後で、いかに僕たちが何かのコピーになっているか、
そのことを自覚して行動するのが大切かというところへ話が及びました。
「コピー」というと少しネガティブなイメージがあるかもしれませんが、
むしろ自然な現象だと思います。
学ぶは「真似ぶ」から来たともいわれるように、
僕たちが人間としての自分自身に成長していく過程で、
何かを真似て行う、自分なりにコピーするということは不可欠でしょう(^^♪
でも、例えば一昔前のアツい高校生などは、
先生のことを「先公(漢字合っているでしょうか笑?)」などと呼び、
その言いなりには絶対にならないぞ、と主張していました。
この反応の背後にあるのは、人真似は嫌だ、良くない、だめだ、
という心情でしょうか。
反抗期のお子さんなども、親のすることは何でもイヤで、ダメで、
かといって自分が正しいのかもよく分からず、葛藤します。
(あなたやきみも経験がありますか??)
もちろん、実際にその瞬間、どういう気持ちなのか、
何を望んでそういった行動に出るのかは、本人にしか分かりません。
ただ、自分の経験などから推論するならば、
自分がどうしたいのか、よくわからない
という気持ちが大きいような気がします。
どうしても、子どもたちを相手にする「大人」たちは、
・これから登校する朝だから、ゲームなんてやっている時間はない
・ご飯を食べるときには、こういうお行儀でないといかん
・きちんと近所の人には挨拶せねばならない
などなどなど……
といった、一定の規範をもって子どもたちと関わらざるを得ません。
ただ僕の見る限り、お子さんたちも、
別にあえて行儀悪くふるまいたいわけではないし、
何が何でも登校前のバタバタな時間を使ってゲームをしたいわけでもないし、
いつも近所でトガっていたいわけでもないようです(^^♪
あくまで個人的な見解なのですが、
子どもたちは「大人」の規範がどういうわけか当然のように、
あるいは自分たちで吟味させてもらえないままに、
自分に適用されているかのような状態であることがイヤなのではないでしょうか。
食事作法の例を続けるなら、
床や椅子に座って片膝を立ててご飯を食べるのは、あまり喜ばれません。
もちろん、僕個人はお行儀という規範を持っていますので、
見た目的に「行儀が悪い」という認識にもなります。
しかし、ここで、お子さんたちと一緒に、
どうしてそういう作法になっているのかを推測していくとどうでしょう。
膝を立ててご飯を食べると、お腹が圧迫されます。
お腹が圧迫されると、胃腸の働きが少し抑制されるでしょう。
そうすると、せっかくの元気な身体に、たっぷりの栄養がいきわたりづらくなります。
栄養が届かないと、きみは力いっぱい遊べないよ。
……のように、(半ばこじつけのようですが、)
自分たちでその作法や規範の意味合いを研究すれば、
それらが本当に人が生きるうえで大切なのか、
むしろ見た目だけの美しさ、形骸に過ぎないものなのか、
お子さん自身で理解しやすくなると思います
というわけで、この連載テーマに沿った形でいちどまとめるなら、
教師、教える側にとって大切なこころの持ちようのひとつは、
お子さんと一緒に探究する精神であること!
ということになりそうです。
また次回以降も、この流れで続けてみたいと思います。
お読みくださってありがとうございました!
わたなべ
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