きみへ
こんにちは！
今日もよく来てくれました。お久しぶりだね(*^^*)
もうずいぶんと暑くなってきたけど、きみは体調崩してない？？
暑いほど元気になるタイプかな？ すばらしいね。
学校で部活をしているひとは、スポーツ系に限らず文化系でもいろいろ
大会や競技会があるでしょう。
身体も心も熱く盛り上がっていく季節だね
応援しています！
それで、今日きみとお話ししたいのは、
上に書いたことと一見反対に思えるかもしれないこと。
試合や大会、あるいはそのための練習が増えてくると、
きみの心の中にもたくさん、いろんな気持ちが浮かんでくるでしょう。
自分の技術をもっと向上させたいとか、
あいつには負けたくないとか、
みんなで発表なのに、あの子がしっかり練習しないから音が合わないとか、
先生だけ変に熱い、または淡々としすぎててなんか燃えないとか。
きみが真剣に取り組んでいればいるほど、
これらの気持ちが生まれてくるかもしれないね(^^♪
うん、それはすばらしいのです。
でも、僕がきみと確認してみたいのは、
実際はきみがそんなに気にする必要はない、ということ。
これまで生活してきて、きみは感じたことがないかな？？
気合を入れすぎていないほうがうまくいくってこと。
友人と遊んでいても、うまくやってやろうと思ってやると、
見事に失敗する、とかそういう経験はない？？
（円山動物園シリーズ・カバの……何さんだったかな
）
例えば、サッカーをしていて、PK戦で遊んでいる。
数人が交代でキーパーとキッカーをやっていて、いよいよきみがシュートの番だ。
キーパーは両手を指先まで広げて、いかにも日本代表GKのような空気を出そうとしている(笑)
そこで、きみは、キーパーが左右どちらを守るかを、
じっくり心の中で予想して、ボールの軌道までイメージして、自分の脚の振りまで確認して、
助走から走りこみ、気合でついにキック！！
カスッ……！
……きみの中の弾道計算は完ぺきだったけど、
足がボールに届かなかった……！！！！
みたいな経験ってあるんじゃないかな
変な話、むしろゴールの隅に向けてサッと蹴った方が、
キーパーの方でもいろいろ計算しているから、すとんと決まったりする。
テストや勉強でも、まさに同じようなことってあるよね。
（最初からテストの例の方が分かりやすかったかも笑）
だから、これはきみ自身が試してみて、
自分なりの程度を発見しなきゃだけど、
どうやら僕たちは、あまり気合を入れない方がいろいろなことをしっかりやれるみたい。
もちろんダラける方向とも違うんだけど、
なんというべきだろうね、想定しすぎないというか、予想しすぎないというか。
（ダラけるのは、もう面白いことは起きない、って想定しちゃっていることだから。）
これまでにもずっと言われてきたことだと思うけど、
自分で制限をかけないことかな。
ただ、誰に何を示すでもなく、「普通に」きみ自身でいればいいよ
それじゃあ、今日はこのくらいにしようかな。
また、きみもお話ししたい内容があれば、
いつでも言ってくださいね。
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