あえて立ち入らないことのすばらしさ☆ | 札幌 家庭教師・物語作家わたなべ~小どもたちへの手紙~

札幌 家庭教師・物語作家わたなべ~小どもたちへの手紙~

札幌の家庭教師・物語作家が運営するブログ
心の深い部分に根ざした勉強法や、発想法などを提案しています
(現在は何気ない日常をアップしています)

こんにちは。

今日もお越しくださってありがとうございます。

 

 

 

札幌で、お子さんたちがのびのび学ぶのをサポートする

プロ家庭教師、メンターとして活動させていただいています

わたなべと申しますニコニコ

(少し自己紹介文を変えてみました☆)

 

 

 

いよいよ札幌も春の気配が強くなってきました。

浮かんでいる雲が大きくゆったりしているようにも見えます。

今日から小どもたちは新学期の、しかも最初の授業ということも多いようです。

緊張しますが、のびのびとがんばってほしいですね!

 

 

 

 

さて、今日は、「教える・指導する」ということについて書いてみたいと思います。@

 

 

 

お子様がいるあなたも、そうでないあなたも、

誰かに何かを教えるという場合、どのようにしていますか??

 

 

 

【A】教科書、テキスト、マニュアルなどの教える素材があって、

それを教える立場として自分なりに十分咀嚼し、

お子さんや相手の方に説明する形でしょうか。

 

 

 

【B】あるいは自分の経験をいくつか話してあげて、

そこから教訓とは言わないまでも、

これから相手が学んでおくべき事柄についてレクチャーする感じでしょうか。

 

 

 

【C】または、素材を丸投げして、自分でチャレンジさせる。

 

 

 

このいずれもよい方法だと思います(^^♪

実際、学ぶ側としては、上の三つのいずれのやり方もあった方が

学びやすいのは確かでしょう。

 

 

 

ここでは、どのやり方が一番よいか、ということではなく、

やっぱりその奥行きを考えてみませんか??

 

 

 

教科書を説明する場合でも、自分の体験を踏まえて示す場合でも、

相手にお任せする場合でも、そこで学ぶのは誰でしょう??

 

 

 

もちろん教える側も常に学びますが、

「教える」という行為の中心的な関心は、たぶん相手がどれだけ学ぶか

だと思います。

 

 

 

そこで、僕たちはさらに理解してもらおう、

どんどん力をつけてもらおう、と考えて、

どうしてもいろいろと教えてあげる方向に入っていきがちです。

 

 

 

例えば上のAのやり方ならば、

テキストをすごく詳しく説明したり、サブで用語集、単語集を用意してあげたり、

自分でもう一個手作りの資料を作成してあげたり。

 

 

 

Bなら、自分の体験のお話がどんどん深く、長くなっていって、

教える側が自分の体験のすごさを再発見したり(笑)

 

 

 

Cなら、渡す問題集がどんどん増えたり。

 

 

 

というように、教えてあげたいからこそ、

たくさん介入してあげたくなってしまいますよね。

 

 

 

 

 

 

 

ここがまた人間の面白いところなのかもしれません。

気にかけるからこそ、関わってあげたくなって、

でもその関わり方はどうしてもこちらの発想に依拠するものにならざるをえないことが多い。

 

 

(音楽が好きなお子さんに、もっといろんな音楽を紹介したいと思って、

自分の80年代の歌謡曲全集をたくさん与える例を考えてみてください笑)

 

 

 

そういった関わり方も、もちろん教わる側のひとつの体験として不可欠ですが、

それによって教わる側の体験を制限してはいけない。

 

 

 

バランスのとり方なのかとも思いますけど、

僕自身としては、実は「教える」ということは成り立たないのかもしれない

とさえ感じ始めています。

 

 

 

小どもたちにしても、どれほどこちらが勉強になる素材だと考えているテキストを渡しても、

それに基づいていかに整理して説明しても、

当の本人が何かを学び取らなければ「教え」たことになっていないのではないでしょうか。

(むしろ、これでしっかり「教えたぞ!」とこちらが思ってしまってはマズイと思います。)

 

 

 

ですので、僕たちにできることは、ABCいずれの方法でも、

学び取れる事柄を適切に示してあげて、

あとは本人が学び取るかどうか、深い関心を向けることだけなのかもしれません。

 

 

(→参考記事:「まっさらな関心を向けることで、小どもたちはぐんぐん伸びる!」)

 

 

 

そして、本人がのびのびと学び始めるのを見守ることでしょうかウインク

 

 

 

このことについては、実地でいま僕自身が研究しているところですので、

また折に触れて記事にしていきたいと思います。

 

 

 

今日もお読みくださってありがとうございました。

参考になる部分が少しでもあれば幸いです。

ご質問等がございましたら、いつでもどうぞ!

 

 

 

 

わたなべ

 

 

 

 

 

 

→関連記事はこちらです

(本記事と同様な視点で書いています☆)

 

 

<随時生徒さん募集中です!>

↓指導のご依頼やその他お問い合わせはこちらから☆

→お問い合わせ

↓小どもたちは、こちらからどうぞ

→なんでも相談フォーム

 


人気ブログランキング

 

にほんブログ村 教育ブログ 家庭教師へ
にほんブログ村