周りの言葉は子どもの言葉、子どもの姿は周りの姿 | 札幌 家庭教師・物語作家わたなべ~小どもたちへの手紙~

札幌 家庭教師・物語作家わたなべ~小どもたちへの手紙~

札幌の家庭教師・物語作家が運営するブログ
心の深い部分に根ざした勉強法や、発想法などを提案しています
(現在は何気ない日常をアップしています)

こんにちは。

今日はお仕事モードです。

 

 

 

札幌でプロ家庭教師、メンターとして活動させていただいています

わたなべと申します。

 

 

 

札幌はひさしぶりの雪で、もう暖かくなってくる時期だからか、

一粒一粒の雪片が大きくてとてもきれいですニコニコ

 

 

 

少し風もあって、奥の雪と手前の雪が交差するようすも素敵です。

なんとなく枕草子な気分になりました(笑)

 

 

 

 

ところで、小どもたちと一緒に勉強していると、

勉強のことにせよ、他のことにせよ、

いろいろみんなとお話しすることがあります。

 

 

 

そのとき、自分の中でこう言おうとか、こう説明しよう

とパッとイメージできたとしても、

それをすぐに表現するのがなかなか難しかったりします。

 

 

 

お子さんたちは、それぞれ言語的な習熟の程度も異なりますし、

どういう内容や表現なら耳を傾けてくれるかも違いますので、

ただ思いついたことを話してもうまく伝わるとは限りません。

 

 

 

でも、常々感じるのですが、小どもたちは、

僕が何気なく(覚えてもらおうと狙わず)お話ししたことも

不思議とよく覚えてくれていたりします。

 

 

 

あなたも経験があるかもしれませんが、

先生の雑談の内容のほうがずっとよく記憶に残ったりしませんでしたか?

 

 

 

いろいろお話ししたことを覚えていてくれるのは、

教える立場にある者としてうれしいものです。

 

 

 

しかし、だからこそ、実に注意しなければならないところがあるなあ、

と最近感じています。

 

 

 

僕たちが成長する過程でもそうだったと思いますが、

小どもたちは自分の周りのものを何でも吸収し、

自分で使っていこうとします

 

 

 

それが周囲のひとに認められると、さらにうれしくなって、

どんどん吸収、どんどん披露、という流れになっていくことがあります。

 

 

 

このことは、小どもたちの学習力、吸収力のすばらしさを示していて、

勉強はもちろん、さまざまな事柄について活用してほしいですよね。

 

 

 

ただ、このレベルの吸収力、実践力があるからこそ、

小どもたちの周囲にいる人々がどのように考え、

何を示し、いかにふるまうか、ということが、

圧倒的に重要になってくるような気がするのです。

 

 

 

古くから「親の顔が見たい」だとか、「この親にしてこの子あり」

といった表現がなされてきましたが、

まさにこの点について語っている表現なのだと思います。

 

 

 

親が汚い言葉を使えば、

自然とそのお子さんも同じ言葉を使いますし

(しかも興味深いのですが、言葉遣いのニュアンス、

態度、空気も同じようになります)、

 

 

親が丁寧な言葉を使えば、いつのまにか

お子さんも自分の言葉に意識的になります。

 

 

 

また、親の立場にあるひとに限らず、

小どもたちと関わる可能性のあるひとは誰でも、

自分のふるまいが小どもたちに真似られるということを

認識しておく必要があるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

むろん、僕がこれをしっかりできているなんてことはありえません。

あんまり窮屈に考える必要もないと思います。

 

 

 

でも、個人的には、これってすごく大切……いえ、

僕たちにとっても有効な発想だと感じます。

 

 

 

というのは、これからを担う小どもたちに対して、

自分が自分のどういう姿を見せたいかを意識することは、

つまり、僕たち自身もほんとうに自分に向き合っていかないとできないことだと思うからです。

 

 

 

そして、これは小どもたちに今後どのように育ってほしいか、

改めてじっくりと検討する機会にもなります。

 

 

 

あえて大げさにいえば、

イラっときたらすぐ「死ね!」と言う子に育ってほしいのか、

イラっときたら「どうしてイラっとしたのかな?」

と自分で感じ取ってみる子に育ってほしいのか、

そんな感じでしょうか。

 

 

 

小どもたちの成長をサポートするためにも、

僕たちが自分自身に向き合うことは欠かせないのかもしれません。

 

 

 

何か参考になる部分があれば幸いです。

今日もお読みくださってありがとうございました。

 

 

 

 

 

わたなべ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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