きみに相づち、ぼくに相づち、一緒にうなずく☆ | 札幌 家庭教師・物語作家わたなべ~小どもたちへの手紙~

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札幌の家庭教師・物語作家が運営するブログ
心の深い部分に根ざした勉強法や、発想法などを提案しています
(現在は何気ない日常をアップしています)

こんにちは。

札幌でプロ家庭教師、メンターとして活動させていただいています

わたなべと申します。

 

 

 

札幌も空気があたたまってきて、

とても過ごしやすくなってきました。

 

 

 

風もやわらかな冷たさになってきたようです。

 

 

 

 

小どもたちと勉強していて、解説をするとき、

お子さんによってはたくさん相づちを打ってくれます。

 

 

 

ここがこうで、そこはこうこう、と説明すると、

ふんふん、うんうん、とすごくうなずいてくれます。

 

 

 

相づちを打ってもらえると、やはりこちらもさらに伝えたくなって、

少し深いポイントもお話ししようと思ったりして。

 

 

 

しかし、これが落とし穴であることがあります。

 

 

 

僕たち自身も経験があると思うのですが、

内容を理解して相づちを打つのではなく、

ただ、相手に向けて相づちを打っている場合があるからです。

 

 

 

でも、これって全然おかしなことではなくて、

本当にお話をするときというのは、

内容に限らず相手そのものにも意識を向けるというか、

注意を向けることが不可欠のような気がします。

 

 

 

だから、小どもたちは自然とそれができていて、

とてもすばらしいと思いますニコニコ

 

 

 

ですがですが、教える立場で一緒に勉強するとなると、

どうしても内容を理解してもらうことも必要になります。

 

 

 

ふんふん、ふんふん、とうなずいてくれていても、

実際に問題を解いてもらうと、どこから始めたらよいのか……?

となるお子さんも時折いるのです。

 

 

 

もちろん、僕の説明がうまくなくて、

きちんと伝えられなかったという場合もあると思いますので、

その場合は改めてポイントを整理します。

 

 

 

一方で、説明を受けている、ということ自体にお子さんが重きを置くというか、

気にかけすぎるというか、そういう場面もあるのではないかと思うのです。

 

 

 

うまく表現できないのですけど、先生が説明してくれているから、

きちんと聞かなくちゃ、とか、ちゃんと反応しなくちゃとか。

 

 

 

仮にこういうことまで気を回してくれているお子さんがいたら、

「いまはきみの勉強時間で、きみが主役だから、全然気にしなくていいよ

と言いたいですよね(^^)

 

 

 

 

 

と、ここまで書いてきて、

実は僕たちもかなりこういうことってあるような気がしてきました。

 

 

 

誰かとお話をしているとき、こう言ったらどう思われるかな、とか、

ああ早く終わらないかなとか。

何か作業をしているとき、そういえばこないだこうだったから駄目だったんだ、

いや、でもこうだったら……とか。

 

 

 

そう思いながら、表向きは大きく相づちを打っていたり。

 

 

 

いつも、小どもたちに勉強に集中するよう促す僕たちですが、

案外自分もいろいろなことに気を取られるのかもしれませんね。

 

 

 

小どもたちは大人のすることを見て学ぶ、と言いますが、

教育の面白さと深さがこういう部分にもみられる気がします。

 

 

 

理想的すぎるかもしれませんが、

一緒に勉強して、お互いにその勉強に精一杯注意を向けて、

一緒にうなずきたいものです。

 

 

 

まだ推測の域を出ないので、検証を続けているのですが、

そのような疎通ができたとき、ものすごく伝わるものがあるのではないか、

なんて思ったりもするのです。

 

 

 

なんだか感想のようになってしまいましたウインク

今日もお読みくださって、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

わたなべ

 

 

 


 

 

 

 

 

 

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