小どもたちの学習力・勉強精神が育まれるかどうかは、ご家族の接し方しだい! | 札幌 家庭教師・物語作家わたなべ~小どもたちへの手紙~

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(現在は何気ない日常をアップしています)

こんにちは。

今日はお仕事モードです。

 

 

 

普段、家庭教師で子どもたちと接していても、塾で接していても、

やはりそれぞれのお子さんの勉強モードはちがいます。

 

 

 

家庭教師なら、お家にお伺いすると、もうテキストやノートが机に開いてあって、

すぐに一緒にスタートできる準備をしてくれている子。

 

 

まずはおしゃべりをしてエンジンをかけていく子。

 

 

おしゃべりをして、おしゃべりをして、……ちょっと時間がかかる子。

 

 

 

塾なら、時間が始まるなり、いえ、始まる前から、

宿題のページとノートを開いていて、僕がチェックするのを待っている子。

 

 

時間になったらじっと座っている子。

 

 

時間になってもスマホを触っている子。

 

 

ずっと友だちとおしゃべりをしている子。

 

 

 

みんな、それぞれの味があって素敵です。

 

 

 

ただ、今のところは僕も「科目の勉強」ということでお仕事をもらっているので、

彼らにも勉強をしてもらう方向で進めることになります。

 

 

 

幸い、これまで僕が担当した子たちは、よくお互いにお話しすれば、

だんだんと勉強に向かってくれるお子さんばかりでした。

 

 

 

「勉強の仕方がわからない」というのが、かなり大きいみたいです。

(マジックワードのような使われ方もしていますが、たぶん、

これが悩んでいる子どもさんたちの素直な感想なのだと思います。)

 

 

だから、ちょっと内容が理解できたり、イメージがつかめたりすると、

する~っとブレイクスルーする子も多いです。

 

 

 

 

しかし、これと比べて少し難しいのが、ご家族とお子さん自身の熱がちがう場合です。

 

 

 

よくみられるのは、ご家族は学習というものに大変関心をお持ちなのに、

お子さんはどうして自分がそういう流れに巻き込まれているのか納得がいっていないという場合。

 

 

納得どころか、なぜこんなに塾に来てるの? という状況のこともあります。

 

 

こういうときには、なかなか学習がうまく回らないのは当然に感じますよね。

 

 

 

ですが、もうひとつうまく回らないパターンがあります。

(他にも、色合いが変わりつつ、いろいろバリエーションがあります。)

 

 

 

それは、お子さんがやる気を出しているのに、親御さんが勢いをせき止めてしまう場合です。

 

 

 

たとえば、ある休日、その週の小テストでちょっと悪い点数だったお子さんが、

ふと猛烈にやる気が起きて、ガンガン机に向かっているとき、

 

 

家族でご飯を食べに出かけることになって、

しかも帰りがけにイオンモールによってお買い物するとか。

 

 

同じようにビシバシ勉強しているとき、

「今日はもうがんばったから、そのくらいでいいよ」と親御さんが声をかけるとか。

 

 

 

お子さんも家族の大切な一員ですし、家族での時間ももちろん大事ですから、

なかなか難しいところなのです。

 

 

 

こちらの方面はこれまであまり着目されてこなかったように思います。

 

 

でも、お子さんたちも自分自身でどんどん考えて、進めていこうとすることは多いですから、

一度、ご家族で話し合いをしておくとよいかもしれませんね。

 

 

お子さんたちも、勉強についてやるべきかやりたくないか、

点数取れるか取れないか、というゼロ100のとらえ方ではなく、

 

 

自分なりの向き合い方を模索したい、と心の奥で感じているのではないでしょうか。

 

 

 

なにか参考になれば幸いです。

それでは、また次回にニコニコ

 

 

わたなべ