旭ヶ丘に行ったついでに、そこにある24時間スーパーの西友に入る。

 何故か知らないけれども、急に「りんご」が食べたくなったのである。それで、りんご売り場を見てみると、1個300円以上もしていた。

 大きな、立派なりんごではない。どちらかというと小さな、そして何か傷があるような、ひと昔前なら「100円」で(きっと)売られていたであろうりんごが、300円、である。3個買えば、900円である、当たり前だけれども。

 900円あれば、餃子の王将でレバニラセットに餃子3つ付けてもお釣りが来る、のではなかっただろうか。などと、貧しいsapporo-kumaはりんごの棚の前で呻吟した。ついでに写真も取った。

 実は、近いうちに津軽半島に旅行に行こうと思っている。りんごの里である。

 以前、津軽半島を旅行したときには、ビジネスホテルの朝食で、りんごが(それも綺麗に剥かれて切り分けられたりんごが)食べ放題になっていた。kumaはずいぶん食べた記憶がある。

 ここは、西友で小さなりんご1個を300円で買うことはよして、津軽に行ったときに、おなかいっぱいりんごを食べるという希望を持って生きて行こう、そう決めた。

 缶詰のコーナーを見ると、さんま缶が1個300円以上していた。昔は、1個100円だった。昔と言っても、つい数年前のことである、3個パックが300円だった。当時は庶民の魚さんまも、今では高級食材の仲間入りである。今年もさんまは不漁のようである。