フジコ・ヘミングさん逝く | 月猫の主題による狂詩曲(ラプソディ)

月猫の主題による狂詩曲(ラプソディ)

ピアノのこと、フィギュアスケートのことなど、きまぐれに綴ります。

フジコ・ヘミングさんが亡くなられました。

92歳になっておられたので、こういう知らせを

いつ聞いてもおかしくないのでしょうが、

いざ、ニュースを聴くと残念な気持ちになります。

 

 

 

 

私は元々この方の演奏にあまり興味がなく

ブレイクされているのを横目に見ていましたが

一気に興味を持つきっかけになったのは

ファミリーヒストリーで紹介されてからです。

その時の記事がこちら↓

 

この番組を見てから、おお~なんだ、この人は!

と感動し、リサイタルへ行ってみよう♪となり↓

 

とフジコ・ヘミングさんについて、2本の記事を

書いておりました。

もう3年以上前のことだったのだとしみじみ。

 

今でも好きな演奏スタイルではありませんが

ミスがあっても、確実に人の心を掴む演奏を

されていた方でした。

ここで演奏された「亡き王女のためのパヴァーヌ」を

聴いて自分もやろうと思いましたし、

また、今回この訃報を聴いた時に、

同じくこの時のプログラムにあった

ショパンの遺作のエチュードを今練習しているのは

奇遇でした。

 

単に上手に弾くだけでない、

多少のミスがあっても

何か人の心に訴えるものがある、

人の心を掴むものがある、

そんな演奏が出来たらいいなと思います。

 

ご冥福をお祈りいたします。