



水上の街はベトナムとか、ペルーでも多くいってきたけどここが一番おもしろかった。
なにって全てが水上で完結してます。
野菜育てて、魚とって、物売って、飯食って、住んで。
みんな自転車感覚で船を使います。スゴイネ!


インレー湖の漁師必殺の足漕ぎ。

こうすると両手が自由になるから漁にはベターなんだとか。
明らか漕ぎにくそうだけどね。
ここでは、こんな僧院に泊めてもらってました。
ミャンマー、ボンジュールとかダンケなんちゃらとかハローとかいう人たちがめちゃ多、プラス外国人を泊める許可を取るのがとても大変なのでゲストハウスも少ないわ、カウチサーフィンもできないわで宿がめちゃ高なんです。
シングル、バストイレ共同で30ドルくらいからが相場。しかしどこも満員。
ある人なんかバストイレ共同の他国なら5ドル位の部屋で120ドルって言われたんだって。
そんな状況なんで僕にとってもミャンマーの宿は悩みの種だったのですが、バガンでダンケなんちゃらのおっちゃんがこの僧院を教えてくれました。

5000チャット(約600円)。助かる!
そんなこんなでこの日は湖をみて、ボンジュールでもダンケなんちゃらでもハローでもなくオラ!の人たちと飲み明かして一日終了。

ミャンマー入ってから飲みまくってます。
翌日はチャリを借りて近くの村まで行ってきました。



この辺り、日本の田舎の夏を思い出させるような風景が広がっています。
こんな水辺での生活は別にしてね。


ここでも森の中の僧院に潜り込んできました。

こんな子供のころから親元を離れ、俗世を捨て出家して仏教の修行を積んでいます。
どの宗教をみても思うけど宗教が人々をひきつける力ってやっぱり凄い。
ここでは仲良くなった僧がお昼ご飯を出してくれました。


彼は24歳で、10年前に出家し、ここでずっと修行を積んでいるとのこと。
もちろん一回も家には帰れないし、今後結婚もできません。
そんな彼と楽しくおしゃべりし、去り際によくしてもらったし寄付したいなあと思って1000チャット(約100円)寄付したら、いきなり、
ぎゅっ
抱きしめられました。
もちろん彼はゲイじゃない(はず)です。
そんな彼が最大の感謝をたった1000チャット僧院に寄付しただけで示してくれ、ぜひ次は泊まっていってくれ、本当にありがとうと言葉をかけてくれました。
ここまでたった100円くらいで感謝されたことは今までもあまりありません。
なんか、仏教徒の心みたいのを少し垣間見せてもらったような気がしています。
インドでチベット仏僧に会った時もそうだったけど基本彼らはとても穏やか。そして他に対してとても優しくいろいろと尽くしてくれます。そして何か良いことをしてもらったら最大の感謝を示す。
また、ヒンドゥー教と違い年長者が敬愛され、その年長者が下のものに教え諭すシステムがあります。
日本の文化で育ったからか何かとても温かいもの、しっくりくるものを感じます。
そんな、温かくよき出会いが多かったミャンマーもこれにて終了。
一個不満あげるとするとwifiがほぼ皆無ってことくらいかな。
でもそんなのどうだっていいです。
ってなわけで日記一気に更新させていただきました。
次はタイ、そしてラオスへ。