美味しいお出汁は
おうちで手軽に引ける。
お出汁で美味しく、
あなたの家族や大切な人が
喜んでくれるごはんを提案する
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咲子のプロフィール
こんにちは!
京都のお出汁教室TORICO
峰村咲子です。
さて、前回はかつお節の種類
【荒節と本枯節の違い】について
お伝えしました
≪まだ読んでないかたはまずはそちらを先に読んでみてください≫
本日はもう一歩先をいった
かつお節の違いについて
お伝えしていきますね!
これを知ると、
・しっかりコクのある出汁
・上品で臭みのない出汁
をうまく使い分けて
出汁を取れるようになります
ぜひ今日の知識をいかして
毎日のおうちごはんに
ご活用いただければ幸いです
かつお節の血合いがあるかないか
血合いがある場合
スーパーに売られている
ほとんどのかつお節は
血合いあり、です!
一応見た目でも判断できるのですが、
↓
この写真の上部分のかつお節にある
濃い茶色のスジが血合いなので、
このスジが入っているものは
血合いがあるものです。
そして、血合いがあるかつお節は
どんなお出汁が引けるかというと、
血合いがある分コクがあり、
味の強い出汁が引けます
ただ、逆を言うと
血合いがある分、魚臭さが
出やすくもなります。
ので、血合いありのかつお節で
美味しい一番出汁を引きたい場合は、
2~3分でサッと漉すのがいいですね!
血合いがない場合
続いて血合いなしのかつお節は、
最近ちょこちょこスーパーでも
見かけるようになりました。
あとは、自然食品スーパーとかでも
よく見かけますね
血合いなしのかつお節は
淡いピンク色をしており
とってもキレイなんです
また、出汁の特徴としては、
血合いがない分
臭みがなく上品なお出汁を
引くことができます
血合いを抜く、という工程があるので
血合いありのかつお節よりも
少し高価ですね!
高級な料亭などではよく
血合いなしのかつお節が
使われていたりします。
それくらい品のあるお出汁が引ける、
ということですね
かつお節特有の魚臭さが苦手、
という方は血合いなしがおすすめです!
上品なお出汁が引けるんですが
この逆をいうと
薄くて物足りないお出汁と
感じてしまうかもしれません。
なので、
・しっかり濃い出汁を引きたい!
・お出汁初心者
というかたは血合いありがいいと思います
そして、
お出汁を引くことに慣れていて、
よりキレイで品のある出汁を極めたい!
というかたはぜひ血合いなしのかつお節を
試してみてください
血合いあり・なしで
仕上がりの味わいが全然違うので
きっといつもと違うお出汁が
引けるはずですよ
荒節・本枯節×血合いあり・なし
それぞれの特徴を考えると、
荒節の血合いありは
かなりコクがあり魚臭さも出やすく、
本枯節の血合いなしは
職人さんの手間ひまが一番かかっていて
上品なお出汁が引けるということですね!
ぜひ売り場を見に行ったら
見分けがつくと思いますので、
チェックしてみてください
きっと今日からお出汁を取るのが
一段と楽しくなると思います
かつお節を使いこなそう!
前編、後編と2回にわたり、
かつお節の違いについてお伝えしましたが
いかがだったでしょうか。
荒節、
本枯節、
血合いなし、
血合いあり、
それぞれ特徴が全然違うから
お出汁の味もガラッと変わるんだ、
ということがわかりましたね
かつお節ひとつにしても
種類によって全然違うので
出汁の味もガラッと変わります。
もしあなたが今美味しいお出汁を引けず
悩んでいるのなら、
かつお節を見直してみるのもいいと思います
(美味しく引けない理由は、
根本的な引き方にも原因があるとは思うのですが!)
美味しいお出汁さえあれば、
あなたのごはんは魔法がかかったように
美味しく変身します。
そして、お出汁は決して難しいものではなく、
むしろ家庭料理を支える私たちにとって
毎日かかせないものです
ぜひ美味しいお出汁を手軽に引けるようになり、
大切な人に喜んでもらえるごはんを
一緒に作っていきましょう
ではまた!
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