計画的偶発性理論②
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このブログは転職に向けて動き出したsaphaanの日々をつづるブログとなっております。
今回は、計画的偶発性理論と対比されるキャリア・アンカー理論に目を向けてみましょう。
キャリアアンカー理論は、
自分の適性などを見出した上で
あらかじめ設定したキャリアゴールを
目指してキャリアを積んでいく
これが
「キャリアアンカー理論」です。
1978年に米国の
エドガー・H・シャイン博士が提唱したもので、
キャリアを選択する際の意思決定における概念を
示しています。
キャリア・アンカー理論では、
どうしても譲れない価値観や欲求を
船のアンカー(いかり)に例え
生涯にわたってキャリア選択に
大きな影響を与えるもの
としています。
具体的には
次の八つに分類されています。
- 経営管理コンピタンス:経営にコミットし、責任ある立場になりたい
- 専門コンピタンス:自分の専門分野を極めたい
- 自律:安定した環境で落ち着いてじっくり取り組みたい
- 創造性:新しいものを産み出したい、創造性を発揮したい
- 安定:マイペースでいたい、自分のペースを乱されたくない
- 社会への貢献:自分の仕事を通して社会に貢献したい
- チャレンジ:自分の限界を超えたい、新しいことをどんどん試したい
- 全体性と調和:ワーク・ライフ・バランスの取れた状態にしたい
これらの価値観・欲求は職種や環境にかかわらず
キャリアを選択するときの指針となるものです。
自身の「核」となる価値観や欲求を知り
キャリアプランに生かそうというのが
キャリア・アンカーの考え方です
計画された偶発性理論が生まれた背景には
このような、
自分のキャリアは自分で意図して職歴を積み上げ、
形成するものであるとする
それまでのキャリア理論が時代に合わなくなってきた
ということが言えます。
今日はここまで
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思い立ったら今日是吉日