なんの迷いもなく購買するシーンを想像してみて下さい。
どのようなときに衝動買いをしていますか。
昼時にレストランの前を通ったら、いい匂いがしていたらどうでしょうか。
あるいは、頭が痛いときに目の前に薬局があればどうでしょうか。
外的・内的な刺激が加わることで人間は行動を起こします。
「お腹がすいた」→「いい匂いがする」→「おいしそう」→「食べたい」
「頭が痛い」→「痛みを抑えたい」→「薬」→「薬を服用したい」
行動の出発点は、
「五感」
にあります。
数ある情報の中から
「五感を刺激する情報をインプットする」
つまり、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚を刺激すれば、人は動きます。
例えば、屋外広告や車内の中刷り広告。
最近、経費節減の影響でこれらの広告は少なくなっています。
人間は同じ情報を繰り返しインプットされると、次第に関心を抱くようになります。
つまり、繰り返し見た広告は脳裏に焼きつきます。
何気ないことの繰り返しでも、ちょっとしたきっかけで次の行動へとつながります。
このことを理解せず、だた宣伝費はムダといって経費をケチると、「売れない」と頭を抱えることになります。
世の中にブームを起こすコツは、ただひとつ「繰り返しイメージ」を作ることです。
「山ブームに火をつける」
この目的達成のため、雑誌・テレビ・イベント・街頭広告などさまざまなメディア媒体へ情報を提供します。
例えば、駅前商業ビルに設置された大型スクリーンや駅構内中のサイネイジ。
テレビ番組に、リアルなイベントの開催。
モバイルコンテンツなどデジタルコンテンツの配信。
さまざまな媒体への露出が増えると、消費者の関心や動機がどんどん増大していきます。
やがて、関心ある人は「やってみよう」か「やめておこう」か、2つの選択肢の間で迷います。
そこに「体験ツアー」などリアルな「お試し」を設け、妥協点へと導きます。
すると、さらに五感が働き「感動」や「達成感」という満足が生まれます。
こうなれば、ブームへと進化していきます。
売れないものを売るようにする、業績が低迷する会社を再生する、斜陽産業を元気にする秘訣は同じです。
まずは、人間の行動、つまり心の動きを正しく理解することです。
そして、人の心を動かす価値のある情報を提供し続けることです。
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