最近、立憲民主党の小西議員の常軌を逸した発言が、とんでもない波紋を呼んでいます。
かつては、立憲民主党の前身・民主党の山尾元議員のW不倫とW離婚、同じく永田元議員の偽メール事件、維新の会だった丸山議員の大暴言、そして自民党の豊田元議員のハゲーッ事件などが思い起こされます。
皆さんの共通点は、頭の良い人しか入学できないといわれる東大出身者ばかりです。
そこで今日は、今一度、世間の常識なるものをおさらいしてみましょう。
世の中には、幸か不幸か、頭の良い人と賢い人がいらっしゃいます。
まず、受験戦争を勝ち抜くのは、間違いなく頭の良い人たちです。
加えて、一度覚えたらなかなか忘れないという素晴らしい頭の持ち主は、東大も決して夢ではありません。
でもその後、社会へ出てから大成するのは、必ずしも頭の良い人たちとは限りません。
現実の社会で求められるのは、頭の良い人よりもむしろ賢い人の方みたいです。
そもそも、どの職場にもかならず嫌な上司っているものです。
また嫌味な先輩や同僚も少なからずいるはずです。
その中でうまく順応し上手にたち振る舞わなければなりません。
これは、頭が良くて挫折を知らない人たちにとっては、過去に出題されたことのない最大の難問です。
この難題をなんとか解きほごすことのできるのが賢い人だと思います。
この打たれ強く賢く振る舞える人を育てるのは、親御さんによる家庭内での教育も大切なことは言うまでもありません。
それは、進学塾では決して教わることはないでしょう。
今まで、電通やトヨタなどで東大卒の若手社員が自殺しました。
それぞれの職場での諸般の事情はあるにしても、頭の良い人が究極の選択をしてしまうのはとても残念でなりません。
長く厳しい社会人生活においては、まだまだ入り口の段階なのですから。
なお、頭が良くて賢い人は、少なからずいますのでご安心ください。