優秀な学生は見向きもしないテレビ業界ですので、理系オンチの方も決して少なくないようです。
たとえば、なんでもかんでも「AI」と呼んでしまいます。
すべて人間が作成したプログラムのもとで動いているのですが・・・。
あたかも人工の知能が勝手に考えて勝手に動いているかのようなことを平気で報じます。
たしかにアナログ・データとか知識データベースのもと学習機能を駆使してはいるのですが、それとて人間が考え出して組み込んだプログラム以上のなにものでもありません。
かつて、テレビ業界ご出身の立憲民主党の蓮舫議員が、これからの時代はサーバーではなくクラウドでしょっ!と青筋をたてながら叫びました。
実は彼女、クラウド自体がサーバーの集まりであることすら知らない典型的な理系オンチぶりを露呈してしまったのです。
ツイッターであら探しや批判ばかりしていないで、たまには理科のお勉強でもしたらいかがでしょう。
さて、政府与党も負けてはいません。
口ぐせのような「デジタル化」です。
先の大戦のさなか、米国で開発された真空管式コンピューターの時代から、1と0の集まりによるデジタル化が始まっていたのです。
まさに、なにを今さらという感が強いです。
たしかに理系オンチの国会議員が多いのは事実ですが、まわりには優秀な方がたくさんいらっしゃいますよね。
正しくは、IT化もしくはシステム化の範疇なのです。
だって今どき、手書きの書類をファックスでやり取りをしてるんですよ。
「デジタル化」の意味をかなり勘違いしているとしか思えません。
笑っちゃいますよね。
ということで、世の中のリーダーシップをとるべき人たちがこの状態ですから、日本もいつの間にかIT後進国へ仲間入り、なんてことのないように注意してくださいねっ。