「この味噌汁はあんたが作ったのか」
一瞬、怒られるのかと思ったけど(笑)
そうではなかったみたいで。
今日は、
舞浜のいもっこかふぇの日。
お昼を少し過ぎた時間帯に
お一人の年配の男性の方がお店に入ってきました。
「ハタケゴハンね」
と仰って新聞を広げて
読み始めました。
ご注文いただいたものを
お作りして、お出ししたら、
冒頭のお言葉。
そしてこう仰いました。
「この味噌汁はうまい」
今日のハタケゴハン。
ランチを召し上がってくださったお客様からよく聞かれるんです。
「この味噌は特別な味噌ですか?」
「この味噌汁は何が入ってるんですか?」って。
実は、何も特別なことはしていなくて普通の味噌・・・・
出汁は、インスタントのものは使わずに、ちゃんととっていますが、まあ、特別なことといったらそれくらいで。
ああ「美味しくなあれ」の魔法はかけてます(笑)
そのオジ様はこう仰いました。
「ここら辺の店はどこもいいところがない。ここが一番うまい」
あら~~嬉しいお言葉。
実は、外食産業の実態って
なかなかひどいものみたいですよ。
特に外食チェーンの店は
バイトでも回せるようにしてますからね。
だいたい、チン、で出来てしまうのですよね。
機械の作ったおかずを
レンジでチンして食べる。
そんなごはん。
ある意味、これは飢餓なのかもしれない。
こんなに食べる物が豊富なこの世の中で、こうして、手作りの味に飢えている人たちもいるのですから。
レンチンの味に慣れてしまったら
分からないかもしれない。
素材のエネルギー
作る人のエネルギーが。
もっと細かく見るのなら
野菜が育つ土のエネルギー、
太陽のエネルギー、水のエネルギー
食べ物を育てる人のエネルギー
その素材を使って作る人のエネルギー
いろんなエネルギーが混ざり合ってコラボレーションして
一つの味にまとまっていく。
一言で言ったら
「あ~!美味しい」
だけ、かもしれないけど
その言葉の中に
たくさんの想いが詰まっているんだなって
作る側も、食べる側も
なんていうか、一体感がある感じで。
こんな普通の喜びが
今、この日本では薄くなってきているのかもしれないな、と
ふと感じた今日この頃です。
さてさて、そんなことを思うようになってしまったら
調味料も自力で作りたくなっちゃいますよ!
こちらは、西東京です。
6月17日、18日
どちらも同じ内容なので、ご都合の良い方でどうぞ。
塩麴、発酵ケチャップは
おうちでご自身で発酵してみてくださいね!
発酵ランチ付ですよ~
一緒に作って一緒に食べて
いろいろ語りましょう~
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