もしもあのとき違う選択肢を選んでいたら
もっと幸せだったんじゃないか。
そんなふうに思ったことはありますか?
私がまだ駆け出しのセラピストのころ
「Aの会社とBの会社があって、Aの会社を選んだんだけど
あまりいい会社じゃなかった。Bの会社だったらどうなっていたのかを
教えてください」というご相談をいただいたことがありました。
もうこの時点でBの会社選ばなかったので
「Bだったらどうなってたか」の未来は無いです。と答えました。
Bのほうが良かったとして、それを知って一体どうするのか、
ということですよね。
もう一度、選び直すのでしょうか。
「Aさんと結婚したけどBさんと結婚したほうが
幸せだったんじゃないか」
というようなご相談もちらほらいただく案件ですが
これも同じで、もしBさんのほうが良かったね、と言われたとしたら
果たしてどうするつもりなんでしょうか。
これって「自分の選択は間違っている」という前提ということです。
だから、自分で選びたくない。
誰かに選んで欲しい。
誰と結婚したらいいのか
どこの会社にはいったらいいのか
自分で選びたくない。
自分の選択はいつも間違っているから。
↑
この思考パターンを変えないと何にも変わりません。
あなたの過去の選択を「ダメだ」と言っているのは
「過去の自分」を否定していることになりますよね。
その過去の自分の選択が今を作っているので
今を否定していることにもなりますよね。
今の自分の選択が未来を作るので
未来を否定していることにもなっていくのです。
全てはつながっているから。
これとはまたちょっと違うんだけど
今、やっている次元変更心理学コースのラインで
こんなコメントいただいたので、なかなか面白いので
載せさせていただきました。
Fさんは、お仕事で必要な資格試験を
来年受けるつもり、ということですが
仲間は今年受験する人もいるそうなんですね。
そんな中、Fさんは
今流行りの病にかかってしまったのですが
「もし、受験する予定だったら・・・」思ってしまったそうなんです。
22000円、損することになっただろうな、ということですね。
Fさんの知り合いの方は
一昨年も去年も受験をインフルエンザにかり受けられず
今年、やっと受けることができて合格した、ということでした、
もし、今年受ける選択をしていたら
別のシナリオになっていたのか、というと
まあそれはそうなのですが
そもそも選んでないので、その未来はもうないですよね。
未来のパラレルは「選ぶ前」には無限にあるけど
選んだ時点で「選ばなかった他の未来」は消滅するので、
ない、ということになりますね。
もちろん、もう一度選び直して行動すれば
また違う未来になっていきますよ。
「もし、あの時こうしていたら・・」は
もう一度選び直して行動しない限り何も発動しないということです。
ただ、今のFさんの仰っている言葉の中に
もうすでに未来図が現れているので
「もし、今年受験することを選んでいたら」の未来は
「知り合いは2年連続でインフルエンザにかかり
今年やっと受験できた」
と似たようなことが起きた可能性が
高いということになります。
要するに、今年受験を申し込んでいたら
「流行りの病にかかり、受験料を損したわ~~!
ぎゃ~!!」
といっているだろうな、ということ。
自分の言っている言葉には
自分の「パターン」現れます。
それが今を作り、未来を作っていくのです。
今、無意識に言っている自分の言葉を
振り返ってみてください。
その言葉が、あなたの未来を作っているのかもしれません。
そう考えたら、自分の発する言葉に
もう少し意識を向けられるようになっていくかなと思います。
自分の発している言葉が
どんな前提からきているのか、どんな感情からきているのか
これを捉えることができたら、人生は大きく変わっていきます。
無自覚だったらもったいないですよ!
欲しい未来のシナリオがあるのであれば
ぜひ、今の自分の発してる言葉を見直してみてくださいね。
自分のことを自分で眺めるのって
フラットに見るのはなかなか難しいので
次元変更心理学コースというのをやってます。
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