不思議な映画を見ました。
覚醒体験映画「くう」と「ウル」
2本立て。
この映画のことを知ったのが締め切り2日前。
申し込んだのが締め切り日。
ギリギリで申し込んで
本日のオンライン視聴に滑り込みました。
覚醒体験…ってなに?って思いますよね。
ええ、私もそう思いました。
見て、まず感じたのは
「わかる人にはものすごく分かるけど
分からない人には全く分からない映画」という感じ。
映画後に監督さんの話があったのだけど
以前はこの映画を見た人から「金返せ、時間返せ」
と言われたこともあった、なんてことを仰ってました。
ああ、そういう人もいるだろうね・・と思います。
でも、私はこのよく分からない映画が
めちゃくちゃ好きです。
何が好きなのか。
この映画、ストーリーがないのです。
ないというか、
この映画を見ることで、自分の中の奥の奥の方にある
深い深い深いところの「闇」がその物語を語りだす感覚です。
(「くう」のほうね)
音楽と映像とで
深い瞑想状態に誘われていきます。
自分の魂の中に刻み込まれた「記憶」が
その記憶を思い出して語りだし、勝手にストーリーを紡ぎ出す、
といった感じでしょうか。
暗闇の中でじっとしていた私が
「ああ、やっと出せるときが来たんだ」と言うのです。
「くう」のほうは
「怖い」と感じる方もいるかもしれません。
暗闇の中の暗闇。
穴の中の穴。
この言葉に表された深い闇が
もう底なし沼のような暗闇を連想させるのですよね。
「真実は暗闇の中にある」
だから、暗闇に潜るんだ。
暗闇の中のさらに暗闇に。
穴の中のもっと奥の穴に。
自分一人以外、誰もいない場所。
そこにあるものは
暗闇の中に溶けていって自分という枠も薄れていく
ある意味、「安心の世界」というか、
なんていうのが正解かのか分からないんだけど。
そもそも、正解なんてこの世には存在しないのに
正解を探し出そうとすることこそが無意味、ということだ。
自分の中で感じた「アレ」が
正解なんだな、きっと。
人間は「アレ」を思い出すときが来たんだ。
きっと、そうなんだと思う。
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