ここのとこ、
お母様が入院、というご相談が
いくつか続いておりまして
それについて少し書きたいと思います。
お母様がご病気になられたら
それは、心穏やかではいられないですね。
混乱されてメールくださる方も
いらっしゃいます。
「母に対して、何をしてあげたらいいのか」
と、悩んだりもしますね。
私は母に何をしてあげられる？
母を助けるにはどうしたらいい？
そう思うのはごもっともですが
まずは、自分のために「自分の感情」と
向き合ってみてくださいね。
混乱状態になった自分は
なんで混乱したのでしょうか。
「母がいなくなったらどうしよう」
「ひとりぼっちになってしまう」
そんな感情から、
今まで見ないできた将来に対しての不安が
あからさまになったから、混乱したのかな。
母に対して、何かしてあげたいけど
どうしていいかわからなくて
自分が役に立てないことに対しての
無力感を感じてしまったのかな。
今、目の前で起きている現実を
そのままに、ありのままに眺めてみたら
実は、「自分の将来の不安」や
「自分の持つ力に対しての不安」を
母の病気という現実に投影しているだけだったりする。
一見、「母に何かしてあげたい」は
素晴らしい行動であるように感じます。
でも、そこからありのままに眺めると
「優しい娘でありたい自分」がその行動をしたがっている
ということが見えてきます。
その行動自体はいいんですよ。
ただ、その前に
本当の本当は、自分の中にもともとあった
不安感や孤独感や無力感が、
母の病気という現実をきっかけに
表面化したんだね。って
自分の気持ちを無視しないで
わかってあげて欲しいんですね。
そっか～、私はこんなに孤独感を感じていたんだね。
こんなに不安を感じていたんだね。って
自分に正直になってみて
その気持ちを受け入れて抱きしめてみる。
小さな時の自分が
どこかで感じていたさみしさ。
ひとりぼっちな気持ち。
お母さんがいないと生きていけないよ～って
泣きたくなった、そんな気持ち。
きっと、こんな気持ちがあったから
お母さんの病気に
心が反応したのかもしれない。
そんな「小さな自分」のメッセージを
受け止めて理解してあげたら
自分のために
お母様に何かをしたくなるのかもしれない。
きっと、不安になる状況から
抜けることができるのかもしれないですね。
今の現実が教えてくれた「過去の感情」を成仏できたら
きっといい方向に進み始めるから。
本当の本当の「自分の気持ち」
自分を見つめて、感じてみてね。
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