私は2人の子どもがいます。
2人とも母乳で育てました。
そのときは外に仕事に出ていたこともあって
仕事に復帰のために
上の子は1歳3ヶ月で断乳しました。
下の子は1歳の誕生日で断乳しました。
1歳過ぎれば
大体の場合、3回食になっているでしょうし
もう、おっぱいなしでも食べ物から
栄養を取ることができます。
おっぱいなしでも大丈夫なんです。
でも、最近になって
「もっと、おっぱいの時間を取ってあげればよかった」と
思うようになりました。
仕事の都合で断乳するママは多いと思います。
それはそれでいいのです。
それでも、ちゃんと育ってます。
でも、もしおっぱいを続けられる環境にあるならば
赤ちゃんが「本当に満足」して
ママから離れることを自ら選んで
「卒乳」するまでじっと見守る、というやりかたも
ありだよね、って今は思います。
栄養的にはおっぱいをやめてもいい時期は
9ヶ月~1歳くらい。
でも、心理的には2~3歳だそうです。
1歳くらいでは「どうしておっぱいをやめるのか」を
言葉で説明してもまだ分からないので
けっきょく、あきらめるしかないのだ、ということを
赤ちゃんは「知る」ことになります。
きちんと、おっぱいをやめるのだ、ということを
自分で理解できる年齢は2~3歳。
長くあげていたら、自立心のない
甘えんぼになってしまうのでは・・と
思われるかもしれませんが
どんなときでも、安心して
甘えられる場所があるということは
心を大きく育て、自分を大切にできる
自分の足でしっかりと立つことのできる
自立心の高い子に育つのです。
おっぱいがなくても大丈夫、と
子どもが自分で判断し、自分で卒乳できるまで
ゆっくりとゆっくりと時間をかけて
子育てしていくことのできる環境があったらいいのに、
って思います。
女性も仕事をもち
子どもを育てながら仕事を続ける人が増えて、
育児もなんだかせわしくなっちゃいますね。
仕事もしながら子育てすることは
すばらしいことだと思います。
育児で仕事をあきらめることはないし。
働くママたちのために
保育園をふやすのもいい。
でも、もっと日本は
ゆっくりと、しっかりと子育てできる環境が必要で
ある程度、手が離れるまで子育てしても
仕事に戻れるような、そういう仕組みであったら
もっと子どもを産もうと思えるし、
子育てを心から楽しめるのにな~と思います。