こんにちは。SAORIです。
もうきっと見ることができない景色。
最後にまだ登っていたチームと合流してみんなで宿へ。
ご訪問ありがとうございます
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●2019.03.28(56日目)●
この日は朝からサンライズツアーへ。
早く起きたので、準備をしてホットチョコレートを飲みながら待ちます。
朝の5:30ピックアップ。サンライズポイントへ。
温かい飲み物と、持ってきた朝ごはん(サンドイッチ)を食べながら待ちます。
ついに日が昇り始めました!!
ウルルの朝焼け!遠くにカタジュタも見えます。
そしてバスに戻りふもと散策へ。
移動しながらこの後、登山道が開いていなかった場合、開いていた場合の説明を聞きます。
そして先住民の方の気持ちも。
そんな中、ウルルが近づいてきます。
登山道は・・・
開いてる!!
人が歩いているのを見えますでしょうか?
ここで先住民の方の気持ちも踏まえて、登るか登らないかの選択をすることができます。
そしてわたしの心は決まっています。
登ります!!
先住民の方の気持ち。
ウルルは聖地。そこに関係のない人がよじ登る。
場合によっては事故も。
それにより心を痛める方もいるそうです。
そんなさまざまな先住民の方の気持ちを汲み、
2019年10月26日をもって登山道は閉鎖します。
いつか登れなくなる
それは常に囁かれていたこと。
それまでに登りたいと思っていましたが後回しになっていました。
そしてついに現実となる時が。
本当は去年の6月に来ようと思っていましたが、来れなくて。
そのため今回のルートに組み込みました。
ガイドさんから先住民の方の気持ちを聞いて一瞬躊躇しました。
※ガイドさんはふもと散策等で先住民の方の気持ちを伝えることが仕事のため、
ウルルに登ることは禁止されているそうです。
わたしの理由で先住民の方の気持ちを無視していいのか。
ずっと自分たちの聖地が関係のない人により時に汚されることもあったことをただ見てきた先住民の方たち。
きっとわたしたちが思う何倍も我慢してきたんだと思う。
でも。わたしもずっと憧れてきた。
世界にある不思議。
常に登れるとは限らない。
天気だけではなく、風向き、温度、さまざまな条件が揃った時にだけ開く登山道。
何日も待っても開かない日もあり、その扉が開く確率は30%。
今月も6〜7回しか開いていないそうです。
(朝開いていても途中で閉まる、またはその逆もあり)
そしてこの日、扉は開かれている。
ラストチャンス。
わたしにできることはケガなく戻ってくること。
だから、登らせてほしい。
ウルルの岩肌はこんな感じで思ったより足場は良くないです。
最初の約50mは鎖がありません。
「そこまで行けないようであれば諦めたほうがいい。」
という試される50mでもあるそうです。
鎖を掴んで進みますが、傾斜が約30〜47度ほど。
標高はないといえど、ワイナピチュよりキツイです。
途中まで登って引き返す人も多くいらっしゃいました。
でも、無理をしないことが何よりも大事だと思います。
鎖が一旦途切れます。ここで約1/3のポイントだそう。
さらに上を。ホントにここを登ります。
風が強いです
登り始めて約1時間、ついに頂上へ!!
結構スピードあったからかまだ人が少なかったです^ ^
登山中は危険なのであんまり写真撮れなかったけど、
この目が、感じた気持ちが残るように。
そして下りがまた怖い!!
最後の方はアップダウンが激しい+強風で結構ヒヤヒヤでした。
往復で約2時間。無事に戻ってきました!!
ありがとう、ウルル。
下山とともに群がってくるハエたち
この後、ふもと散策チームと合流して、クニヤ散策へ。
ここには先住民の壁画が残されています。
文字を持たないアナング族は絵を描いて子供たちに狩の方法や、植物等について教えていたそうです。
奥にあるウォーターホールの脇には1番上がハート型に見える穴が。
最後にまだ登っていたチームと合流してみんなで宿へ。
時間にすると5時間半くらいなんですが、すごく盛りだくさんな時間でした。