【第1回社会的養育推進計画策定検討部会】
虐待等様々な理由により、保護者と暮らすことの難しい子どもたちがいます。
そうした子どもたちは、公的に保護され、児童養護施設や里親・ファミリーホームで生活をしています。
「社会的養護」下にいる子どもたちです。
今はより広い概念として横須賀市は「社会的養育」という言葉を使って計画も立てています。
この計画の中では、児童養護施設や乳児院の方向性、今後の里親等委託率などが記載されており、社会的養育推進に向けた取り組みとして
①虐待の発生予防
②子ども主体の生活体制の構築
③自立支援、アフター・ケア
④児童相談所の機能強化・一時保護体制の充実
を取り組みの方向性として示し、それに連なる取り組みなどが記載されています。
令和2年~4年の実績報告も資料としてあったのですが、「○○をしました」といった記載が多く、委員からは「この取り組みでどんな効果があったのか、分析とか書くべきではないか」との指摘のご意見もあがっておりました。
最近改めて「子ども虐待の手引き」や子どもの虐待防止・法律実務マニュアルに目を通し、横須賀市児童相談所の事業概要や令和4年度の一時保護所への第三者評価に目を通しています。
先日は久しぶりに市内の児童養護施設である春光学園にも足を運びました。
どのような環境にうまれても、子どもたちの権利が保障され、チャンスと選択肢が得られるように、市が何をすべきなのか、考え続け、必要なことを発信していきたいと思います。