【小栗まつり】
横須賀製鉄所建設など、近代日本の基礎を築いた小栗上野介忠順公。
現在の高崎市倉渕町で亡くなられてから155年。
小栗上野介忠順公の功績を多くの方に伝えるため、小栗上野介顕彰会の皆様が主催されております『小栗まつり』に副議長として参加させていただきました。
式典、墓前祭と講演会に参加させていただいたのですが、講演会『風刺画から見た幕末維新』(講師 若林悠 氏 著書 『風刺画が描いたJAPAN』https://www.amazon.co.jp/%E9%A2%A8%E5%88%BA%E7%94%BB%E3%81%8C%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%9FJAPAN-%E8%8B%A5%E6%9E%97%E6%82%A0/dp/4336072671
)がとても興味深い内容でした。
歴史は勝者が作る(書き残す)ので、文献としては勝者に都合が良いことばかり書かれているが、風刺画からは庶民感情を読み取ることができる...
風刺画の解説をいただきながらの講演、面白かったです。もちろん小栗公が登場する風刺画も。
倉渕では小栗上野介記念館の建設計画が進んでいるそうです。
小栗公の眠る東善寺さんでは、記念館に設置予定のステンドグラスの図案が展示されており、製作者の方とお話することができました。
当時の写真が鮮明でなかったりすることもあり、図案作成時、横須賀市自然・人文博物館学芸員からも話を伺ったそうです。
記念館ができた暁には是非伺ってみたいと思います。
倉渕では『小栗公の功績を伝えたい!』という皆様の熱意が伝わってまいりました。
横須賀では小栗公の子孫である漫画家さんによる『オグリン』というキャラクターでお馴染みの小栗上野介忠順公。
毎年11月に『ヴェルニー・小栗式典』がヴェルニー公園で開催されています。
倉渕の皆様のお話を伺い、横須賀でも小栗上野介忠順公のこと、式典や『オグリン』などを通じて更に発信していければ良いな、と改めて思いました。