色でビジネスを後押し!
カラーコンサルタントの岩崎沙織です
以前卒論でパッケージカラーについての考察を盛り込みました。
パッケージカラーの定番は味をイメージさせる色を用いる方法。
右のレッドシーフードがそうですね!
もう見た瞬間辛そうだし、シーフード
わかりやすい例です。
他には商品やブランドのテーマや世界観を表現する方法があります。
(例えばパスタソースの青の洞窟シリーズ)
商品の個性や理念を色で表そうとするので
消費者にしっかり伝えるためには
文字やイラスト、写真など補足材料が必要な場合があります。
左の抹茶鶏白湯がまさにそう!!
味としては、鶏白湯なのですが、
特徴づけとして、抹茶つまり日本的なものを推していて
その部分を前面に押し出すパッケージデザインです。
色だけ抜き出してみてみると…
赤=辛い
青=海(シーフード)
はとてもわかりやすい色使い。
多くの人に共通しているであろう認識です。
もしかしたら、文字がなくても、辛いシーフード味と予測できるかもしれません。
現に辛口やシーフードという文字は記載されているものの、メインの商品名はローマ字、イラストなどはなくデザインとしてはシンプルです。
対して、抹茶鶏白湯は
日本をイメージさせるであろう濃い青(藍)と抹茶のグリーンがメインカラーですが
藍色を日本と直結させるには色だけでは情報不足でしょう。(白と赤の配色で日本をイメージする人も多い)
抹茶も、くすんだグリーンなので比較的イメージしやすいですが、ざっくりグリーンと捉えると、野菜や健康志向、エコというイメージの方が強いのでは?
特にカップラーメンでくすんだグリーンだけ見て、抹茶って連想できるかな(お菓子ならできそう)
そのため、抹茶という文字が大きく表記され、浮世絵調の日本をイメージさせるイラストがふんだんにあしらわれています。
このイラストがあるからこそ
濃い青はジャパンブルーを表現しているのだな、と推測できます。
どちらにせよ
パッケージデザインにおいて色は文字よりも早く認識され、イメージの連想に影響します。
(視覚情報の約8割は色)
味を表現する場合は、わかりやすさが
世界観を表現する場合は、商品やブランドのイメージが連想でき、かつオリジナリティが感じられる色選び、配色選びが必要です
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