こんにちは。
認定NPO法人マドレボニータ 産後セルフケアインストラクターの桐原沙織(さおりん)です。
今日は、産後ケア赤羽教室7月コース最終週でした。
今月はリピートの方が多く、いつも以上にさみしく、感慨深い「卒業」となりました。
毎回この参加者さんの卒業のたびに、みなさんの秘めているパワーを感じます。
まず、バランスボールエクササイズも、1週目に比べたら格段に動けるように🔴
1週目は「思ったよりハードですね」と言われることも多いですが、4週目はみなさん「体を動かすことが楽しい、爽快」という方が上回っていると思います。
実際、1週目よりも4週目の方がエクササイズの強度も高いし、赤ちゃんも日に日に成長していくので、抱っこして一緒に弾む時の負荷も高くなる。
それでも、最後までやりきれちゃうからすごい👏🏻
正直、病気でもしない限り「元気で当たり前」と思ってしまいがちですが、それが揺らぐのが産後。
十分に睡眠もとれず、常にどこか痛くて疲れている。
「わたしは大丈夫!」「産後なんてこんなもんだよね」と意外と見落としがちだけど、やっぱり体が資本です。
体が元気じゃないと、日常の些細なことでさえ億劫になるし、仮に何か「やってみたい」と思っても「いまはまだ無理だな」ってあきらめて、それを繰り返して、気持ちもふさぎ込んでしまう。
産後ケア教室では、体を動かして、対話して、人と関わることで、みなさん週を追うごとにみるみる元気になっていくのが目に見えてわかります。
卒業する頃にはみんな生き生きしているし、なんていうか・・・「産後」にとらわれていない感じ。
もちろんまだまだみなさん「産後」なんだけど、ここで少しの自信を得て、「よし、ここからだ!」という期待や気概を感じます。
今月は、2クール目、3クール目、5クール目!の方もいらしたので、より一層こちらも自信を持って送り出せるというか。
もちろん、1クール4回コースで十分効果のあるプログラムですが、やっぱり運動も長く習慣化できた方が体力・筋力はつくし、いろいろな人と対話を重ねるほど気づきがあるし、出会いも広がっていく。
もちろん卒業はさみしいけれど、みなさんのこれからの活躍が本当に楽しみです✨
あと、些細なことかもしれないけれど、みなさんの母としても行動が変わっていくのも素敵なんですよね。
例えば、「赤ちゃんが寝てくれたら、思いっきり手脚も動かしてエクササイズできるんだけどなぁ」と思ったら、ちょっと早く来てレッスン前に授乳してみたり、赤ちゃんお気に入りの寝かしつけグッズを持ってきてみたり。
お互いが心地よく過ごせるように、工夫して、試行錯誤してみる。
それって、わたしの「やりたい」もあきらめないがゆえの行動だと思います。
他にも、「自分のことだけ」「自分の赤ちゃんのことだけ」ではなくて、だんだん余裕が出てくると周りも見えてきたり、毎週一緒に過ごしていると、周りとの関わり方もわかってくる。
何かあればさっと手を差し伸べてサポートしたり、他の赤ちゃんが泣いていたらあやしたり。
コロナもあったからこそ、そういう距離感が難しかったりするけれど、お互いお節介くらいがちょうどいい。
迷惑をかけないように「すみません、すみません」ばかりより、「ありがとう」とお互い助け合い、委ね合えるといいなと思います。
今月も、ご参加ありがとうございました🍀
1ヶ月間、お疲れさまでした!