こんにちは。
認定NPO法人マドレボニータ 産後セルフケアインストラクターの桐原沙織(さおりん)です。
今日は、産後ケア赤羽教室7月コース3週目でした。
あっという間の3週目。
回を重ねるごとに仲は深まるものの、同時に4回コースも終わりに近づいていくのがさみしいです💦
3週目は「骨盤呼吸法&骨格調整」というセルフケアからスタート。
毎週のレッスンで「おうちでできるセルフケア」をお伝えしていますが、正直、あえて時間をとって取り組むのって面倒だと思います。
やった方がいいとはわかっていても、面倒くさい・・・。
でも、今回の「骨盤呼吸法&骨格調整」をやってから寝ると、短い時間でも質の高い睡眠が得られたり、寝つき・目覚めがよくなるので、産後の方に本当におすすめ!
なかなか自分にかけられる時間がないのが産後だと思いますが、一度やってみたらその効果を感じていただけるはず。
そうして、普段から自分をケアしておくことは確実に心身の健康につながります。
しかも、一度身につけておけば、何か不調があった時に活用できるので、忘れないうちに、ぜひおうちでもやってみてくださいね💤
3週目はバランスボールエクササイズも少しずつ完成度を高めていきます。
毎週確認している「基本の姿勢のポイント」も、今日はみなさんに答えてもらいました。
なんとなくかたちとしては覚えていても、いざことばでアウトプットするとなると難しい🌀
この姿勢のポイントは普段の姿勢や体の使い方にも活かせるところばかりなので、ぜひ日常でも意識してみてくださいね。
そして、もうレッスンも後半ということで、脚を閉じて弾んだり、両脚を浮かせてジャンプしたり、レベルアップした動きも取り入れていきました。
このジャンプがきつい!でも、楽しい!!
なかには、赤ちゃんを抱っこしてがんばった方もいて、かっこよかった✨
それに、エクササイズ終了後すぐ「もうすでに、脚やお腹がプルプルしている」という方も。
そこまで出し切れたらバッチリですね👍
どうしても産後はお腹の力が抜けやすく、脚に力が入ってしまう方も多くいらっしゃるのですが、使うべき筋肉を使って、自分で自分の体をコントロールできるようにしていきましょう。
後半の「対話のコミュニケーションワーク」では、今日も【人生・仕事・パートナーシップ】をテーマに話をしました。
いま1人目産後で来年復職予定の方は、一度復職経験のある2人目産後の方の話を聞いて、「ただただ ”すごい!”と感じてしまう」と。
確かに、自分にとって未知のことを経験している人って「すごいな」と思うし、何が不安なのかわからないくらい漠然とした不安を感じてしまうことも多いと思います。
産後も産後で大変ですが、個人的には復職のタイミングもまた違った、でもけっこうな大変さがあると感じています。
しかも、「わたしが復職するから」と保育園選びから申請書類の提出、入園準備まで、自分1人でがんばってしまう人も多い。
でも、こどもを保育園に預けるのって、「わたしが仕事をするから」ではなくて「夫とわたしが仕事をするから」です。
復職においても「パートナーシップ」って重要だなと改めて思います。
産後すぐ、「なんだか夫とうまくいかないな」と思い悩んでいる方も多いと思いますが、体が元気になって、気持ちの余裕が出てきたら、逃げずにパートナーと向き合っておいた方が絶対いい!!
いかにパートナーシップを築いておけるかが、復職後の生活でも大事なポイントになりそうだなと思いました。
そして、来週にはお子さんが生後210日を超えてしまうため、今日一足先に卒業を迎えられた方も。
今月、インストラクター同期のりんちゃんも参加してくれているのですが、りんちゃんやわたしのインスタ、ブログを見て、「”能動的に生きているな”と感じた」と素敵なことばをくださいました。
1人目よりも今回の2人目の産後が大変で、いろいろとあきらめてしまいそうになる気持ちがあったそうですが、「大変だったとしても、自分の気持ちを大事にして、やろうと思えば進んでいけるんだ」と感じてくださったそう。
泣ける・・・😭
まさに、マドレとして大事にしている「LIVE YOUR LIFE」というメッセージを受け取ってもらえて、感動しました。
わたし自身、第1子の産後が想像以上に大変で、「この子を産んだばっかりに・・・」とか「わたしの人生終わった」くらいに思ったことも正直あります。
「何が」と言われてももはやよくわからないけれど、ただただしんどかった。
それが、産後ケア教室に通ったことで救われて、「同じような思いをしている産後女性に寄り添いたい」という気持ちからいまがあります。
だからこそ、「参加してよかった」と言ってもらえることがただただうれしい。
3週目まででも参加してくださって、本当にありがとうございました。
来週はついに最終週。
最後のレッスンも、みんなでたくさん弾んで、たくさん語りたいと思います。