こんにちは。

認定NPO法人マドレボニータ 産後セルフケアインストラクターの桐原沙織(さおりん)です。

 

今日から、産後ケア大宮教室5月コースがスタートしました!

今月は「産後ケアバトン制度」を利用して、双子母とお子さんたちがご参加くださっています。

「産後ケアバトン制度」とは、多胎児の母やひとり親、障がいのある児の母など、よりサポートが必要な立場にある母親たちに産後ケアを届けるための取り組みです。

対象の方は、受講料を半額補助。

多胎児の母が産後ケア教室に参加する場合、スタジオ⇄ご自宅の移動やレッスン中のお子さんのお世話をボランティアさんがサポートしてくださるので、安心してご参加いただけます。

 

 

まずは1週目、みなさんと元気にお会いできてホッとしました🍀

今月もよろしくお願いします。

 

自己紹介で参加理由を聞いてみると、「運動不足を解消したい」「なかなか戻り切らない体重をどうにかしたい」「妊娠前に履いていたパンツをすっきり履きたい」「肩、腰、指が痛いのをどうにかしたい」など、やはり体のお悩みが多いようでした。

赤ちゃんのお世話は体力勝負だし、ただ痩せればいいわけではないけれど、筋力をつけながら少しでも理想の自分に近づけるように一緒がんばりましょう!

 

 

早速、バランスボールエクササイズからスタート。

今日は初めての方とリピートや振替など経験者の方 半々でしたが、やっぱりみんなでにぎやかに弾むのは楽しい♪

初めての方は、基本の姿勢の確認から「え、こんなに体幹使うの?」と驚きの表情を見せてくれたり、新たな動きが出てくるたびに、「何だ、その動き?」とばかりにいい笑顔を見せてくれました😆

 

最初は次々と慣れない動きが出てくるので混乱すると思いますが、週1回×4回のレッスンを終える頃には、みなさんの動きも安定感も全然違います!

その変化も楽しみ。

今日のエクササイズ後も「体の芯からあたたまる感じがした」という感想も聞かせてくださいました。

 

そして、リピート&振替の方の安定感たるや!

1クール通った効果を存分に見せてくださいました✨

運動は習慣化することで効果も上がるので、リピート受講していただけることはすごくうれしいです💕

 

 

そして、後半の対話の時間では、「24時間以内にあった"よかったこと"を最大10個書き出す」ワークをやりました。

産後は赤ちゃんのことが最優先で、自分のことは後回し。

自分の時間どころか、自分のことを考える余裕も、自分のことを何か問われる機会もなかなかないと思います。

24時間を思い返して「よかったことって何があったかな?」と考えてみても、意外と出てこなかったり。

 

 

もちろん、赤ちゃんのお世話は大事なのですが、まだ先とはいえこれから迎える復職などの社会復帰に向けて、体力・筋力を取り戻す体のリハビリだけでなく、ことばや考えることを取り戻すリハビリも必要なのです。

産後ケア教室の対話では、自分の話をすることも、相手の聴くことも、お互いに思いをシェアし合う時間も、すべて「わたしはどう思うかな?どうしたいかな?」と自分を客観視する時間になります。

 

しかも、たった30秒なのですが、2人組になってご自身の「よかったこと」を相手に紹介している時間はみんな楽しそう。

どうしても普段は「夫のここにムカついた」とか「こどもにこんな言い方しちゃった」とか、嫌なことや失敗したこと、反省ばかり頭に残るのですが、どんなにささいなことでも「よかったこと」もちゃんとあるんですよね。

そんなふうに、少しずつ自分の気持ちに目を向けていく時間にできたらと思います。