こんにちは。

認定NPO法人マドレボニータ 産後セルフケアインストラクターの桐原沙織(さおりん)です。

 

たまにはレッスン以外のことも書き残しておこうかなと。

(ただの自分のための記録のようになってしまいましたが💦)

 

この春、一番下の息子が入学し、小学校1年生になりました。

もともと入学前から「学校やだ!」と言っていたけれど、想像以上に大変!

ほぼ毎日、泣きながら学校に行っています。

 

 

4月9日(火)の入学式を終え、水曜日の初登校日は学童で「ダンスプログラムが嫌だ」と泣き、木曜日は学校で「学童が嫌だ」と泣き、金曜日は「ママに会いたい」「お姉ちゃんに会いたい」と泣いた息子。

帰ってくれば「学校楽しかった!」と言うので「もう慣れるのを待つしかないな」と思っていたけど、週末もふとした瞬間に「学校やだ、行けない。」と。

 

「あれ?もしや入学式からの流れでがんばれた方がラクだったんじゃ!?週明けが不安すぎる・・・」と迎えた月曜日。

案の定、朝から泣いていましたが、どうにか姉たちと登校班で学校に行きました。

またしても帰ってきた時はすっかり元気で、「学校どうだった?」と聞くと「楽しかったー!!」と。

その姿を見てホッとしたのと、週末の様子を連絡帳に書いて伝えていたものに対しての先生からのお返事の一言めが「学校に送り出してくださり、ありがとうございます。」で思わず涙が。

 

 

嫌だ嫌だと大泣きする息子を送り出すのは、ものすごくエネルギーを使う。

正直、気持ちとしては「行きたくないなら行かなくてもいいよ」とも思うし、でも「1回休んだら、もう行けなくなっちゃうんじゃ」っていう不安もあるし、まだ1人でお留守番はできないから、物理的に「学校行ってもらわないと困るよ」とも思う。

この葛藤に寄り添ってもらえた気がして、なんだか救われた。

 

で、一夜明けて火曜日。

また朝から「やだ、やだ」とグズり始め、いざ家を出るタイミングになったら過去一大泣き。

ランドセルを持っていっても、背負うことを拒否。

ギリギリまで粘ったけど全然行こうとしないし、これ以上遅くなると班のみんなを待たせてしまうので(長女が班長)、長女次女のみ送り出す。

 

その後も、息子はずーっと「ママと家にいたい」「パパと家にいたい」「学童だけ行きたい」「熱が37.0℃ある(平熱の範囲内だし、そりゃそれだけ泣いてりゃ体温も上がるだろうね)」とか言っていたけど、夫もわたしも着々と出かける準備をしているのを見て少し冷静になった様子。

最終的に夫に送ってもらって、どうにか登校したのでした。

泣くだけじゃなくて、こうやってことばにされるとより堪える・・・。

 

1年生は火曜日からやっと給食スタートで、わたし的には解放感でいっぱいだったけど、泣きながら「ママのお弁当がいい。ママのお弁当、ママのお弁当・・・」と言われると、また息子の安心材料がひとつ減ってしまうことが不安につながっているんだろうなと。

 

なーんてしんみりしてたけど、結局帰ってくれば「給食全部食べられたー!おいしかったー!!」と給食も楽しみのひとつになったのか、水曜日は「やだ、やだ」言いつつも登校班で行けたし、学校で一度も泣かずに過ごせた。

ちょっといい傾向があるとつい期待しちゃうけど、やっぱり今朝もずーっとグズグズ「やだ、学校行けない。やだ、学校行けない。」と言いながらどうにか行った。

 

まだいまは、本人も「不安」と「楽しみ」の葛藤なんだと思う。

わたしはわたしで自分を保ちながら、気長にサポートするしかない。

冷静に考えれば、あんなに大好きだった保育園でさえ、年長になっても「行きたくない」って言う日はあった。

息子のペースでがんばって、少しずつ「安心」や「自信」を積み重ねていくのだと思う。

 

 

 

そして、地味に心配なのが長女。

ある日、大泣きする息子と一度家を出て、息子が「ママとタッチしたい」と戻ってきた時、一緒になってうるうるしてた長女。

その後、学校に着いても泣き続ける息子を慰めながら、長女もこらえきれず泣いたらしい。

先生からの連絡帳のことばにわたしが泣いた時も、一緒になって泣いてた。

 

正直、わたしは送り出してしまえば「あとはがんばって!!」って感じなんだけど、長女は同じ校内にいるし、ずーっと心配してくれてるんだと思う。

しかも、感情移入しがちで、共感性が高いタイプだから、この息子の揺らぎに真っ正面から影響を受けて、疲れてそう。

そして、長女も次女も休み時間のたびに息子のクラスに会いに行ってくれているらしい。

なんなら、お友達も一緒に。

 

「THE 末っ子長男姉2人」を最大限発揮してる息子ですが、「こんな時もあったね」って笑える日がくるのかな。