こんにちは。

認定NPO法人マドレボニータ 産後セルフケアインストラクターの桐原沙織(さおりん)です。

 

今日は、産後ケア赤羽教室12月コース2週目でした。

早朝は少し雨も降っていましたが、太陽も出て、陽が当たるとあたたかくて気持ちのいい赤羽教室のスタジオです☀️

今日は、先月のOGさんも欠席分の振替で参加してくださいました。

 

自己紹介では「先週からの変化」も聞かせていただきましたが、先週のレッスンをきっかけに、ちょっと体を動かすようになったり、「今日1日どんなことがあったかな?」と振り返るようになったという方も。

例えば「◯kg痩せたい!」とか「産後のお腹をすっきりさせたい!」とか、明確に「こうしたい」という意思のある方は、コツコツ努力される方が多いなと思います。

普段の姿勢ひとつもそうで、何も意識していないのと骨盤を床に対して垂直に起こしているのとでは、体の使い方が全然違う。

とはいえ、この「骨盤垂直」が難しかったりするのですが、体は簡単には変わらないので、まずは1ヶ月一緒にがんばれるのが産後ケア教室です💪

 

 

バランスボールエクササイズでは、特に5〜6ヶ月の赤ちゃんたちは活発になってくるので、安全に配慮しつつも、動くことをあきらめない母たち。

寝返り返りで床に頭をぶつけそうになるのを未然に防いだり、寝返り&寝返り返りで同じ方向にばかり進んでしまうのをいい位置に戻したり、もはやそれだけで忙しいのですが、同時にしっかり弾みます🔴

 

しかも、時に「赤ちゃんを抱っこしながら」という、ありがたい負荷つき😆

赤ちゃんとのエクササイズは赤ちゃんの重さが負荷になるので、正直きついのですが、一方で「赤ちゃんを守らなきゃ」という意識が働いてしっかり体幹を使えるというメリットもあります。

 

 

振替受講の方からは、「やっと全部のエクササイズができた!」というお声も。

先月はちょうど授乳が重なったり、お子さんの様子が気になって思うように弾めず・・・という場面もあったからこそ、この振替を含めて、改めてすべてをやり遂げた感じがして、なんだかわたしもうれしくなりました。

 

 

そして、対話のコミュニケーションワークでは、【人生、仕事、パートナーシップ】をテーマに話をしました。

こういう深いテーマって、あえてことばにして話す機会が少ないからこそ、「ただただ話す」というのも難しい。

でも、それを相手が要約してくれることで、「あ、わたしってこんなふうに思っていたんだな」と改めて理解できる。

しかも、支離滅裂に話していても、回を重ねていくごとに、少しずつ自分のやりたいことが具体化してくるのが対話のおもしろいところです。

 

 

最後にそれぞれの思いをシェアし合う「シェアリング」では、「いまの状況を”自分で選択している”と思える状態でいたい」という参加者さんのことばが印象的でした。

【本当はAを選びたいけど、Aは選べないからB】ではなく、【AとBどちらも選べるけれど、いまわたしはAを選択している】と自分の意思を大事にできるということ。

 

 

人生においても、仕事においても、パートナーシップにおいても、「いつでもできる状態」にしておく。

出産を経て母になり、つい社会的な立場や力を失った感覚になってしまうこともありますが、いまの自分の思いはもちろん、いつか ふと「わたしはこうしたい」が湧いてきた時にも、その思いをあきらめずにすぐに動ける自分でいたいなと改めて思いました。