こんにちは。

認定NPO法人マドレボニータ 産後セルフケアインストラクターの桐原沙織(さおりん)です。

 

今日は、産後ケア赤羽教室11月コース2週目でした。

最近は11月とは思えない気温でしたが、週末からは気温も下がりそうで、また体調を崩さないか心配・・・。

やっぱりこんな時も、必要なのは母の体力なんです!!

 

今日も残念ながらお1人お休みでしたが、来週こそは7名そろうのを楽しみにしています😊

2週目はお互いに「呼ばれたい名前」も含め、自己紹介からスタートしました。

出産してから、どこに行っても「お母さん」と呼ばれ、聞かれるのもこどものことばかり。

こうして、「自分が呼ばれたい名前」で呼び合えるだけで新鮮だし、グッと距離が縮まる感覚があります。

 

 

そして、「先週からの変化」も聞いてみると、

 

・持っていたバランスボールを膨らませてみた

・肩周りのストレッチをしていたら、だいぶほぐれた感覚がある

・授乳中は骨盤を起こすことを意識できた

・朝、赤ちゃんが起きる前に少しストレッチするだけでも、1日元気に過ごせた気がする

・実はセルフケアもやらずに過ごしていたけれど、昨日このブログで「レッスンとレッスンの合間も、姿勢など意識した方こそ変化が出やすい」と見てハッとして、深夜の授乳(もはや今日!)から意識してみた

 

などなど、さまざまな変化を聞かせてくださいました。

みなさん、たった1週間で何かしらの行動を起こせていてびっくり!

何かを始める、継続するってすごくパワーのいることなので、まず一歩踏み出せたことが素敵だなと思いました。

 

 

バランスボールエクササイズも2週目ということで、先週に比べると楽しむ余裕も出てきた様子🔴

音楽に合わせて弾む時も、だんだんとみなさんのタイミングが合うようになってきたり、動きにも少しずつ慣れてきたり。

みなさん、水分補給での休憩から次の動きへの切り替えも早いし、きつい時こそ笑顔になれるのが素晴らしい✨

 

 

赤ちゃんがバランスボールの揺れを気に入って、弾んでいる時は寝ているのに、マットに寝かそうとすると泣いてしまう・・・を繰り返しつつ、がんばった方も。

「単身で思いっきり弾みたいな」という思いもあったかもしれませんが、赤ちゃんの「抱っこしてほしい」にとことん向き合ったからこそ、最後は赤ちゃんもマットで落ち着いて寝てくれていました。

マドレの産後ケア教室は「産後女性の心身のリハビリの場」というみなさんが主役の場ですが、赤ちゃんの思いや存在もちゃんと尊重したい。

母たちが元気になれればOK!ではなく、赤ちゃんも心地よく過ごせる場にできたらと思っています。

 

 

後半の対話の時間は、【人生・仕事・パートナーシップ】をテーマに話をしました。

すごく壮大なテーマに見えますが、出産を機に大きく変化することばかりなのに、産後は余裕がなくてゆっくり考える時間もない。

こうして、あえて時間をとって考え、ことばにしてみると、いろいろと見えてくるものがあります。

 

 

しかも、自分1人でただただ考えるだけではなくて、聴いてくれる相手がいるからこそ出てくることばがあったり、相手の話を聴かせてもらえるからこそ、気づくことがあったり。

今日も、「パートナーシップ」をテーマに相手の話を聴いて、「わたしももうちょっと夫と対等な関係を築きたいなと思った」とことばにしてくださった方がいました。

 

この「対等」って「平等」とはまた違って、例えば家事・育児の分担においても、5:5なら対等というわけではない。

仮に9:1だとしても、お互いに対話して、納得感があってその分担なのであれば、それは「対等」と言えるのだと思います。

 

 

夫婦それぞれにやりたいことがあって、仕事の状況も違って、でも家事・育児などやるべきこともたくさんある。

つい、育休中だったり専業主婦だったり、女性側が「いまは稼いでないし」「養ってもらっているし」と「家事・育児はわたしがやらなきゃ」と思いがちですが、お互いに「わたしはこうしたい」「こうしてほしい」を伝え合い、コミュニケーションをとることがすごく大事だと思います。

でも、そんなコミュニケーションをとる気力も体力もないのが産後・・・。

 

 

来週もしっかり体を動かして体力をつけて、また少しずつ自分の思い、みんなの思いに触れていきたいと思います。