こんにちは。
認定NPO法人マドレボニータ 産後セルフケアインストラクターの桐原沙織(さおりん)です。
今日は、産後ケア赤羽教室1月コース2週目でした。
いま、コロナだけでなくインフルエンザも流行り始めているようなので、体調管理が難しいですよね。
今日も5組の母子+双子介助ボランティアさん、みなさん元気にいらしてくださって、ホッとしました。
初めて参加した1週目のレッスン後の様子をお聞きできるのが楽しみな2週目。
「筋肉痛になった」という方、「基本的に骨盤が後ろに倒れていて、垂直に起こそうとすると反ってしまう」という体の癖、「骨盤を起こすことで姿勢も整い、呼吸も深くなる」という体の変化に気づいた方。
「時間を短く区切って、たった5分でも1曲分エアロビで体を動かすだけで満足感があったし、すっきりした」「教室に参加するために、早起きを意識できるようになった」と、日常生活に変化があった方も。
こういう1つひとつの変化、そして、そこへの気づきが本当に素敵だなと思います。
「産後はまとまった時間もとれないし、自分のことなんて何もできない💦」と絶望的な気持ちになりますが、このレッスンを通して自分に目が向くことで、少しだけ姿勢を意識してみたり、少しだけ時間の使い方を工夫してみたり、まずは「少し」ずつやってみる。
日々の赤ちゃんの成長が喜ばしいのはもちろんですが、ぜひ自分の変化も楽しんでいただけたらうれしいです。
それでは早速、今日もバランスボールエクササイズから。
先週に比べると単身で弾めた方も多かったし、代謝も上がってくるので、「先週より汗をかいた!」という方も。
寒いと、ムダに肩に力が入ったり体も固まりやすいからこそ、こうして運動することで、体もほぐれて汗もかき、すごく気持ちがいいんですよね。
今日はバランスボールを使った腹筋運動も、みなさん最後までがんばりました✨
腹筋に負荷がかかる「スタンバイ」の姿勢をとった途端、みなさんから「えっ!?」と戸惑いの声が漏れたのが印象的でした😆
ちょうど赤ちゃんたちもみんなマットから見守ってくれていたので、単身でがんばる母たち。
きついからこそ、みんなで一緒に最後までがんばりました!!
そして、2週目の対話のコミュニケーションワークでは、【人生・仕事・パートナーシップ】をテーマに話をしました。
産後は、「わたし」を主語に、自分のことを考える・話すだけで、すごく新鮮だったり。
しかも、1人で考えるのではなくて、こうしてあえて時間をとって、聴いてくれる相手、思いをシェアし合える仲間がいるからこそ、思いをことばにできるんですよね。
話してみることで、自分で自分の思いに改めて気づけたり、「みんな悩んでるんだな、がんばっているんだな」と励まされたり。
対話の時間ですべてが解決するわけではないけれども、まずはアウトプットすることが大事。
【自分の思いをことばにする→自分で自分の思いを受け止める→どうしたらよりよくなるか考える→行動してみる】と、「わくわく」なのか「モヤモヤ」なのか、対話を通して感じた自分の感情をきっかけにしてもう一歩踏み込んでみると、また考えも深まったり、行動も変わってくるんじゃないかなと思います。
わたし自身、産後はとにかく夫にイライラしてばかりで、「離婚」が頭をよぎったこともあるし、産後ケア教室でも毎週のように「パートナーシップ」をテーマに選んで話をしていました。
イライラして嫌な言い方をしたり、冷たい態度をとったりしてしまうけど、「パートナーシップ」をテーマに話していると、湧いてくるのは「仲良くしたい」という気持ちでした。
「仲良くしたい」のなら、「ここで逃げずに向き合わなきゃ」「しっかりコミュニケーションとらなきゃ」と、冷静になれた。
もちろん、パートナーシップってカップルによってさまざまなかたちがあると思いますが、わたしはいまの夫との関係に満足しているし、わたしにとって一番の味方は夫だと思っています。
パートナーシップに限らず、みなさんがここで自分の希望を掴んで、それが何かのきっかけになったらうれしいです。