わたくし、自覚しているのですが、
最高にお土産センスがありません。
お土産のみならず、プレゼントのセンスもありません。
他人への贈り物のセンスが全体的にありません。
多分、人の気持ちを考えるのが苦手なのだと思います。
10年くらい前。
北海道の苫小牧の市場に行った時に、
「これバイト先のお土産にしよう~♪」と
新巻鮭を1本購入。
でっかい新巻鮭をバイト先に送りつけました。
(結構自分的に奮発した)
突然、大きな新巻鮭がクール便で送られてきたバイト先。
オーナーに
『おいSAORI、あんなのどうやって食うんだよ!』
『少しは考えろバカ!』
と言われたような言われなかったような。
とりあえず、迷惑がられました。
こんな感じで、兎に角贈り物センスがありません。
なのでわたくしから何か贈られたい人は、事前に欲しい物を言って下さい。
そうでないと、新巻鮭を送り付けます。
さて、そんな新巻鮭な話はどうでもいいんです。
台湾旅の最後の最後で、たくみ君が職場の女子に頼まれたお土産を必死で探しておりました。
たくみ君が頼まれたお土産は“飯糰(おにぎり)”
飯糰の中でも通称:肉巻きおにぎりを職場女子に頼まれたそうな。
『僕は帰国までのあと数時間で』
『肉巻きおにぎりを買うというミッションを遂行しなければ!』
そう言い、何軒もコンビニを回るたくみ君。
我々は一緒に探す訳でもなく、なんとなく遠目から見守ってみる。
『あ!あった!』
『ダメだ、賞味期限が今夜の12時までだ・・・』
『次行きましょう』
『ここにはなさそうだ』
『別のコンビニ行きましょう!』
『あ!あった!』
『でもやっぱり賞味期限が今夜の12時か・・・』
なんだか段々面倒になってきた我々。
Sさんの為に肉巻きおにぎり・・・Sさんの為に肉巻きおにぎり・・・
と呟いてコンビニをハシゴするたくみ君に
「くそ!めんどくせぇな!」
「賞味期限切れたの食べたって死なねーよ!」
「それ買っていきな!」
(SAORIの腹は鋼の強さ)
と言うも、
『そんな訳にはいきませんよ~』
『Sさんに頼まれたんですから~』
『次、行きましょう』
となかなか聞き入れない。
そして士林駅の近くのコンビニでついに。
『ここも賞味期限が・・・』
「もうさ、とりあえず保険でそれ買っておきなよ」
「いい加減、時間無いんだしさ」
『・・・はい、そうします』
やっと肉巻きおにぎり(賞味期限が今夜12時まで)を購入したたくみ君。
レジに並び、商品を出して会計をしている。その間わたくし達は店内をフラフラ。
「たくみくーん、買った?」
とレジに向かっていくと、たくみ君がキョロキョロしている。
レジのカウンターの上に、肉巻きおにぎりが、無い。
不思議に思っていると、レジのお兄さんが満面の笑みで
紙ナプキンを添えた肉巻きおにぎりをたくみ君に手渡した。
あ・・・
温められちゃってるよ!!?
一連の流れを目撃した我々。
挙動不審なたくみ君に詰め寄る。
こめっち:『おい!何温められてんねん!』
こめっち:『それ持って帰るんやろ!?』
王子:『温めないでって言えや!』
しかも良く見ると。
食べやすくしてくれたのか、温めた時に袋が破裂しない為なのかは不明ですが、
肉巻きおにぎりのパッケージに少し切れ目が入れられ開けやすくなっていた。
これはもう、Sさんにはあげられない。今ここで食べるしかない。
(写真提供:たくみ君)
仕方なく、たくみ君は温められた肉巻きおにぎりを食べた。
台湾のMTR(地下鉄)は飲食禁止なので、改札に入る前に急いで食べた。
なんで黙って温められたのかしらね。
それでもこの後、無事同僚女子へのお土産に肉巻きおにぎりを買えたたくみ君。
女の子に喜んでもらえたのかどうかは良く分かりませんが、
今度からはお土産を温められないように気を付けましょう!

