いきなり首元のタオルが燃えるという洗礼を受けたＳＡＯＲＩ。
だがそんなんじゃめげない。
だってこの為に海越えてきたんだから。
『もっと前に行こうぜ！』
我らの切り込み隊長、こめっちがズンズン進んで行きます。
しかし、前回の写真を見てお分かり頂けるように物凄い人混み！
人々が押し合いへし合い、もう大混乱です。
はぐれないようにお互いの位置を確認しながら進んで行ったのですが、
気付いたら、こめっちがいない。
おい！またかよ！今度はこめっちが迷子だよ！
（※たくみ君が迷子になった記事はこちら）
『こめっちがいない！』
「まじかよ！」
『どうする？』
「･･･ま、いっか！」
こんな事もあるだろうと予想して、
集合時間と集合場所を決めたんだもん。
（決して探さない）
こめっちなら一人でもきっと楽しんでるよ！
（断固探さない）
こっちも残った３人で楽しもうぜ！
（探してなるものか）
こめっちのご多幸と今後のご活躍をお祈り申し上げます。
さて。人の波に乗って上手い具合にロケット花火発射装置の目の前まで来ました。
今まで遠くから見ていた装置とは比べ物にならないくらい、こいつは大きい。
夥しい量のロケット花火です。何万本くらいあるんだろう？
この写真に写っている人の後ろ姿が最前線でロケット花火を受ける激しさを物語っています。
焦げすぎでしょ。戦地か。ここは戦地か。
やはり最前線で戦う人々は強そうな服を着ています。
消防士のような服を着て、しっかりした布で後頭部を覆っています。
さっきわたくしは自らの装備が炎上する事を身を持って証明しましたので、
この危険装置の真正面からロケット花火を受け止めるのは断念。
なんだかんだ言って安全第一ですから。
という事で、危険装置の真正面ではなく、斜め前の最前列にしてみました。
ちょっとは飛んでくるだろうけど、嵐のようには飛んでこないと予想して。
さぁ、来い！！！
火種を持った人が両サイドから火を付け。
導火線を伝い次々とロケット花火に引火。そして
ヒュンッ！！！
ボスッ！！！
ヒュンッヒュンッ！！！
ヒュヒュンッヒュンッ！！！
スパパパパンッ！！！
段々激しくなってきｔ
バシッ！！！
「いってぇー！！！」
バシッ！バシッ！バシッ！
「ちょ！いて！いててて！！！」
真正面じゃないから、と高を括っていたら。
思いっきり至近距離でロケット花火が次々と飛んでくるではありませんか。
もう、乱れ撃ちです。
「こりゃダメだ！！！」
体の前面でロケット花火を受けると、本当に痛い！
特に太ももに当たった時の痛さと言ったら！
痛みに耐えきれず、背中を向けながら撮影する事に。
バスッバスッ！！！
パンパンパパパンッ！！！
ヒュンヒュンヒュンッ！！！
ズババババーンッ！！！
カッ！！！
うわぁぁあああ！！！
なんも見えねぇええええ
という戦い最前線の様子を動画でどうぞ。
※音量注意です！うるさいよ！
※音量注意です！うるさいよ！
ひたすらロケット花火に耐える群衆。
シュールですね。
あれかな、滝行みたいな感じかな。
この時間帯になると、次々に大型のロケ花装置が運ばれ。
火を付け。
乱射。
また乱射。
を繰り返すというカオス。
こんな無茶なお祭りを、地域一丸となって全力でやっている鹽水は狂ってる面白いなと思いました。
是非興味を持たれた方は来年の鹽水蜂炮へご参加下さい。
楽しかった！！！
【おまけネタ】
ちなみにこの日ホテルに帰った後、シャワーを浴びていたら
「ひいぃぃぃ！！！！」
と叫び声を上げるSAORI。
宿泊先のホテルでシャワーを浴びている時に悲鳴を上げるのは２回目。
※１回目はモン・サン＝ミシェルで湿疹が出ていた時
一体今回は何があったのかと言うと･･･
めっちゃ、アザできてた。
そう。最前列でロケット花火を浴びていた時に当たった１発が、
こんなアザの出来るくらい物凄い威力を持っていたのです。
ジーパンの上に防炎服着てたのにコレです。
２枚も重ねて穿いていたのにコレです。
これだけ痛かったんだから厄除けもバッチリだな！
30代になると、アザがなかなか消えません。
このアザは結局完全に消えるのに10日程かかりました。
うん、これがいわゆる“老化”ってやつですね。
30代以上の皆さん、鹽水蜂炮参戦時は覚悟していきましょう！
以上！
