こんにちは。のださおりです。
幼少期から今にいたるLife Storyの中に
心と身体を健やかに、そして私らしく
生きるヒントや答えがある。
私を知る旅「My Life history」を
綴っています。
#08 小学生時代 ⑦【名古屋編】
素敵な大人たちに救われる
私と妹は、閉鎖的な小学校で
先生とのウマも合わずにモヤモヤ
過ごしていましたが
母は趣味で始めたバドミントンで
仲間ができ、団地の中や転校生仲間の
お母さんたちとも交流が広がって
生き生き楽しそうでした。
私はというと
学校もなんとなくイヤ。
狭い家で父母とも衝突してばかり。
そんな日々で救いになったのは
母の友人達でした。
中でも記憶に残っているのが
素敵な2人。
古い社宅の狭いお部屋を
シックなインテリアで別世界のように
住みこなしていた葛山さんは
私たち家族をよく招いてくれて
見たこともないような
美しくておいしい手料理で
もてなしてくれました。
ガハハと明るく笑う豪快なおばさまと
優しいジェントルマンのおじさまは
私の話をいつも興味深そうに
じっくり聞いてくれて。
それがとっても嬉しかったのです。
葛山さんのおかげで、母も父も
洋風料理に挑戦するようになって
ミートローフやお魚のテリーヌといった
オシャレなレシピを教わっては
家で作るようになりました。
もう一人忘れられないのが
アメリカ人のご主人を持つ
アダムソンまさよさん。
河合塾の外人講師の先生方が住む
マンションがあって
私はアダムソンさんの英会話教室に
通うようになりました。
一番の楽しみは
アダムソンさんが作ってくれる
パンケーキやドーナツ!
ボウルで混ぜ混ぜしながら
おしゃべりしている間に
美味しいお菓子が
出来上がっていくのです。
まるで魔法のようで
英会話よりもワクワクでした。
ユニークでオープンな人柄。
常識にとらわれない考え方。
子供扱いせずに、話を聞いて
ちゃんと諭してくれるその姿勢に
私の心は救われたものです。
母も一番の仲良しで
色んな悩みも相談していたようです。
全部笑いに変えてしまうのが
アダムソンさんの素敵なところ。
私にとっても
かけ込み寺のような存在でした。
他にも、名古屋での母のお友達は
子供の目から見ても
とっても素敵な人ばかり。
転勤で名古屋に来ていた人も
多かったから
ご縁なんだなぁと感慨深いです。
多感な時期の子供にとって
素敵な大人の存在は
可能性を無限に広げてくれて
心の拠りどころにもなるのですね。
心から感謝💕。
→ 続く