こんにちは。のださおりです。
セラピストとして学びを深めるほどに
幼少期から今にいたるLife Storyの中に
心と身体を健やかに、そして私らしく
生きるヒントや答えがあると感じます。
【私を知る旅 My Life Story】
私の人生を振り返ることで
私の世界観、死生観、価値観などを
表現できたらと思います。
#03 小学生時代①
入学式で注目が。おしゃまなおチビさん
小さかった私は、小学校の入学式から
ずっと一番前。
家族がすぐに見つけられるのは
チビの最大のメリットです。
もう一つ目立っていたのが
この日の服装。
お裁縫が得意なおばあちゃまが
入学式にと作ってくれた
黒のビロードのスカートにピンクの
ブラウス、黒い帽子に黒い靴。
今思い出しても、インパクトのある
コーディネートです笑。
「さおりちゃんは入学式から
とってもオシャレだったわね」と
2年生、3年生になっても
友達やそのお母さんに言われたほど。
オシャレが好きで
お喋りなおしゃまさんでした。
大好きなお爺ちゃまの車では
運転する祖父にずっーと話しかけ
「おじいちゃま、安全運転でね」
「あ、スピード出しすぎよ〜。こわい」
と心配し、「さおりは忙しいなぁ」
といつも笑われていました。
のびのびしている部分と、
心配性で神経質なところと。
それは今でも
私の根底にあるかもしれません。
おじいちゃまとの思い出は
たくさんあって、なかでも
車のガソリンを入れた後に立ち寄る
「富士屋」のパフェと
近所の文房具屋「きしや」さんで
ノートやおもちゃを買ってもらうこと。
子供心に、この2つの場所は
心がワクワクと浮き立つ
特別な場所でした。
習い事はピアノとバレエ。
ひどい内股で、膝と膝がぶつかって
よく転んでいたのが、バレエのおかげで
すっかり改善!
ややポッチャリ気味の私は、
チュチュを着たり、発表会の衣装で
太い足を出すのが嫌だったけど、
特別なお化粧をして
ライトの当たる舞台は華やかで
ドキドキウキウキの体験でした。
2年生の担任の先生が、発表会に
来てくれたり、お礼に先生の家に
ご挨拶に行ったり。
昔は先生方との関係もおおらかだった
んですね。
小学校は茅ヶ崎の海の目の前。
家は学区で一番遠い、歩くと20分以上
かかりますが、松林やお芋畑を道草
しながら通うのは楽しかったなぁ。
のびのびした校風の小学校で
担任の先生にも恵まれて
発熱や喘息でたくさんお休み
しながらも、いい感じの
お転婆娘に成長していきます。
→ 「母の創作物語『さおりちゃんの赤い靴」に続く