皆さま、こんばんは!


長年お世話になりました、編曲の丸山雅仁先生が、天国へ旅立たれました。


昨日、ディレクターから連絡をいただきましたが、あまりにも悲しくて、ブログを綴れませんでした…


丸山先生の、繊細かつダイナミックで、ドラマチックな編曲が大好きで、初めて、編曲をしていただいたのは、1998年発売の「霧の宿」という作品。近年では、2006年の「郡上恋唄」~2017年「宗谷海峡」まで、約10年、お世話になりました。


温厚で、優しい笑顔で包んでくださり、レコーディングでも、誰よりも音楽を楽しみ、作品を最高のものに仕上げる為に、全力を注がれる先生…。

優しい笑顔、そして、優しいお声で、「さおりさんの作品を作るのは楽しい❗」と、いつも言ってくださいました。


明治記念館で、2016年発売「別れの桟橋」の新曲発表会を行った時は、徳久広司先生、仁井谷俊也先生と共に、ステージでご挨拶をしてくださり…


「さおりさんは、同業者の歌い手さん、スタッフさんのファンが多く、スタジオでも、さおりさんの名前が出るのが、本当に多く、こんなに、同業者に好かれる歌い手さんを、見たことはありません、、。」

と、あの方も、この方も、さおりさんのファンで…と、たくさんの歌い手さんのお名前をあげてくださいました。


歌い手として、悩んでいる時期でもあったので、丸山先生のこの時のご挨拶に、どれ程、救われたことか…


そして、緊張が押し寄せるステージで、丸山先生の、イントロからドラマチックな世界にいざなってくれるアレンジに、どれ程、勇気をもらえたことか…


ただただ、感謝しかありません…。


丸山雅仁先生の音楽の世界観を、しっかり表現できる歌い手になる決意を新たに…。


素敵な作品、たくさんの愛情を、本当に本当にありがとうございました。


ご冥福を心からお祈り申し上げます。





右から、丸山雅仁先生、徳久広司先生、私。


別れの桟橋のレコーディング後の食事会にて。
丸山先生、仁井谷先生、徳久先生と。