==前回までのあらすじ=====

頭の形の良い子に育てたいという母の願いも空しく、

頭の形が斜めになってしまったたいちゃん。

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たいちゃん生後三カ月の頃、

右側が斜めになってしまったたいちゃんの頭のことで、

私の頭はいっぱいでした。

 

ネット検索しているうちに、

頭の形を強制する「ヘルメット治療」なるものがあることを知りました。

 

三カ月検診を受けたり、

病気で病院に行ったりするたびに、

お医者さんに、

息子の頭の形はおかしいのか、ヘルメット治療というのをした方が良いのかと聞きました。

 

 

おじいさん医師は、

「そういうものをしてまで直したいと思うのかね」

と言い、

 

おばあさん医師は、

「ヘルメット治療、あるっていうけど、どうなのかしら。

寝返りし始めたら治ることもあるけどねぇ」

と言い、

 

おじさん医師は、

「気になるようでしたら紹介状書くことできますよ」

と言い、

 

 

どうしたらいいかさっぱりわからないのでした。

 

 

友人に相談すると、

 

「直ると思うよ。昔付き合ってた韓国の人がすごく頭の形が良くて、

彼のママに会った時、『ヘルメット治療したのよ』って言ってたから」

 

との答え。

 

 

そうか…治るのか…。

 

 

でもヘルメット治療が高額だということも問題でした。

 

 

私が気にしていたのは、

①高額な料金を払ってヘルメット治療をしても治らなかったらどうしよう

②ヘルメット治療をしなくても自然に治るかも……

 

ということでした。

 

 

 

ヘルメット治療の会社は当時私の知る限り二社あり、

それぞれの会社が出してる情報は広告ぽいので信用しないぞと疑ってかかっていて、

 

 

一般の人が書いてるブログなどで

経過を追ってみたのですが、

まだ治るところまでは書かれていなかったり、

登録しないと読めなかったりで、

わからないままでした。

 

 

なので私はヘルメット治療のこの記事を、

当時の私のように迷っていて情報を探している人のために書きたいと思いました。

 

ヘルメット治療素人の、素人による、素人のためのヘルメット治療の記事であります。

 

 

 

 

 

まず結論から書きますと、

 

①ヘルメット治療をしても治らなかったらどうしよう

 

安心してください。治りますよ。

 

私はかつてO脚を直すために整体に

何十万払ったことがありますが、直りませんでした。

 

でもヘルメット治療は整体というよりも、

歯の強制と同じ類なので、治ります。

 

0才から1才にかけて子どもの頭は大きくなっていきます。

 

歯の強制と大きく違うのは、

0才から1才でないとできないという期間限定なところ……。

 

ヘルメット治療の仕組みは、

字のごとく赤ちゃんの頭にヘルメットをかぶせるのですが、

 

ヘルメットの中は、出っ張りがあったり、平らだったりと、

それぞれの赤ちゃんに合わせた形になっています。

 

赤ちゃんの頭の凹んでいる部分に当たるヘルメットは、

そこがちゃんと成長するように隙間があって、

 

逆に出っ張っている部分は、

大きくならないようにヘルメットで加圧します。

 

 

いや説明むず。

 

説明が難しいのですが、とにかく治ります。

 

 

ただ始めるのが遅いとわかりません。

生後四カ月頃に始められたら確実に治るのではと思います。

 

 

②ヘルメット治療をしなくても自然に治るのでは…

 

治る場合もありますが、それは頭がどのくらい歪んでいるかによります。

 

測定してもらって、

歪み度(もっと違う単語だった)が3までなら、

自然に治る可能性があるそうです。

 

ちなみにたいちゃんは、一番歪み度がひどい5でした。

 

そもそもそれほど歪んでいなければ、

ヘルメット治療を受けることはできません。

 

 

 

 

 

さて、先に結論を書きましたが、

たいちゃんはヘルメット治療をして、

頭が斜めになっていたのが綺麗になりました。

 

 

 

ヘルメット治療をやろうと決意したのは、

 

弟夫婦の言葉でした。

 

 

実家帰省中、たいちゃんをお風呂に入れてくれた弟。

 

お風呂から出てきた弟が言いました。

 

「……たいちゃんの頭洗った時にさ、ちょっと違和感が…」

 

弟の妻ミナちゃんも、

 

「私も思った…」

 

普段、たいちゃんより二ヵ月先輩の姪っ子のメイちゃんを洗っている弟夫婦には、

たいちゃんの頭の歪みがよくわかったのでしょう。

 

 

やはり、高額でもなんでもいいから、

ヘルメット治療をやってみよう……!

 

 

と、二社の会社に問合せしたのでした。

 

 

 

つづく