圧巻の写真展！「熱田護写真展 500GP」に行ってきた。

撮る幸せも 見る幸せも。

一枚の写真で生き方も変わる。
PhotoWin 福田沙織です。

ギャラリーサイトはこちら

http://site-1195661-7650-6195.strikingly.com/

今日もブログを読んでくれて有り難うございます。

圧巻の写真展でした！

熱田さんの写真展「500GP」にいってきました。

F１に詳しくない私ですがたくさんのことを感じてきました。

写真のすごさ、迫力、というのはもう言わずもがななのですが、そこに垣間見えるストーリーと気持ちの交錯、熱田さんの「撮りたい、追いかけたい」という熱量に何度も鳥肌がたちました。

セナの瞳に写りこむ熱田さんの影（ですよねー(笑））、片山右京の印象的すぎる目線、シューマッハのちょっとお茶目なポーズ、ライコネンのイケメンショット、可夢偉のグリーンのマシンの美しさ、東日本大震災のときに日本の国旗をもってメッセージを送るたくさんの顔、、、、書ききれないほどの場面が頭の中によみがえります。

まったくレベルも世界も違うのは分かったうえであえて書くのだけど、、、、（以下、暑苦しいのでめんどうな方は読み飛ばして(笑)）

私は15年前から、5年半高校野球を追いかけていて、とくに地元の選手たちは学校練習でも会ったり。

やっぱり印象に残る選手や今も交流がある選手がいる。

負けた時の泣き顔、甲子園への切符を手にしたときに一緒に飛び跳ねて喜んだこと、

応援席に挨拶に行った後、カメラ席にも「やったぜーーー！」と言いに来てくれたあの子たち、

高校生最後の打席の振り返った顔、甲子園で泣いて泣いて大泣きする子、、

甲子園でホームランを打ったガッツポーズ。

「完敗だ！」という顔で相手にすがすがしく負けた子、優勝して監督を胴上げするたくさんの笑顔、

 プロに行ったんだけどついに引退した子も。

マネージャーたちの涙、試合後にバックヤードで会ったら「みんなをほめてあげてください」ってわんわん泣いたあの子。

泣きすぎて集合写真撮るまで1時間くらい待ったり。

事故で亡くなった子もいた。

その時々にすごい勢いでシャッターを押して、ホームに滑りこんでくるのを待ったり、

この場面でこの子の渾身の一打が来るはずと信じたり、「そのセンターフライ絶対とれよーーー！」と心の中で応援しながら狙ったり、

この一球で試合が決まるときの顔をレンズ越しに凝視したり・・・。

一塁側から三塁側にダッシュして走って、天気に左右されて、激励したりなぐさめたり一緒に喜んだりしたこと、長い休みをとってた子が復帰したよと涙こぼしながら報告してくれたり、、、、

ばーっと思い出して、

熱田さんの写真たち、特に片山右京とのエピソードと、セナとのエピソードを読んで、知らずに涙してしまった。

写真ていいなぁ！！ドキュメンタリーってやっぱりいいなぁ！

雨や太陽や風を感じながら撮るってやっぱりいいなぁ！

そんな感動の時間でした。

3時間近く・・・最後は熱田さんと福田さんのガイド付きというぜいたくな時間。

写真の配置の工夫、選手の目線の先・・・とか。

フィルム時代の写真のすばらしさ、黒の色の美しさ、驚愕のシャッタースピード！！

足元のウッドチャックもかわいかった！

本当にありがとうございました。

撮ることの意味とかそんか理屈じゃなくて「撮りたい！」と思う純粋な気持ちを改めて思い出させてもらいました。

先輩たちに恥ずかしくない仕事をしようと、あらためて刻みました。

God bless you！