歯車が回り始めて
みんな、それぞれの人生を歩き始めている。
居心地の良い、あたりまえだと思っていた
空間、瞬間、人たち
それが実はとってもはかない
刹那的なものなのだと
最近すごく実感している。
また今度、次の機会――
そんなものはないかもしれない。
それぐらいの気持ちで
「今」を大切にしなければ。
そして、今あるありがたみを噛みしめなければ。
働き始めてから
むしゃくしゃを晴らすために
ものすごくハッピーになることをずっと探していた。
すきなものをいっぱい買って、ハッピー。
お友達とおいしいごはん食べて、ハッピー。
旅行に行って、ハッピー。
お金に余裕ができて
欲しいものが買えて、思う通りのことができるようになった。
でも、なにか満たされない。
ひとつひとつはすごくハッピーなのだけど
単発で、どうもレスキュードーズにすぎなくて
一時的なハッピーは長続きしない。
でも、だからこそハッピーな瞬間を沢山積み重ねていく。
それが、社会人
それが、人生というものなのかと、なんとなく思っていた。
仕事に張り合いを持たすために
今年は少し何かおけいこでもしようかしらと思っていた。
お料理、習字、ピアノを始めるのも素敵だななんて
色々考えていたところ。
いっぱいいっぱいになって
自由が欲しくて
逃げるように辞めてしまった合唱。
久しぶりに、前に所属していた合唱団の演奏会を聴きに行ったら
30人近くいたメンバーが
出産や結婚でどんどん減って
16人になっていた。
でも、
みんなとっても胸を張って楽しそうに歌って、踊っているのを見て
ものすごく感動してしまった。
学生じゃなくて大人が、こんなにすごいものを作り上げるなんて
どれだけ大変なことだろう。
すごいな、めちゃくちゃ練習しただろうな。
そして、
「いつ帰ってくるんだ?」と言ってくれる先生
「久しぶり!」と迎えてくれる仲間たちを見て
「私もまた歌いたい」
素直に、心の底からそう思ってしまった。
ただ歌うだけじゃなくて、係とかMTGとか
めちゃくちゃ大変なことは知ってる。
前はそれが苦痛になって
歌うことさえ嫌になって投げ出してしまったけれど
歌から離れた2年半
本当は、ずっとずっと、歌いたかった。
gleeを見て
南相馬の少女合唱団のドキュメンタリーを見て
素直に「歌がすき、だから歌う」という気持ちを思い出した。
屁理屈こねてないで
怖がってないで
「今」を生きるんだ。
永作博美も、
面倒なことを敢えてすることで
人間としての成長があるって言っていた。
私がずっと探してた
ものすごいハッピーは
きっと、ここにある気がする。
私にできるかしら。
自信は正直あんまりないけど
「バスケがしたいです」といったみっちーのように
「歌いたい」
今は、素直にその気持ちを大事に
ちょっと大挑戦してみようかなと思っている!
それを張り合いに、仕事もがんばるんだ!