ずいぶん前から私のまち(池田市)で気になっているものがありました。
これです。
ズン
ズズン
We Love Ikeda!と、
ザ・アメリカンファミリーが言っているような看板ですが、
私はこれを見るたびに
「そんなわけあるかい!」と思います。
池田駅周辺にはいくつも同じものがあるので
その横を通るたびに
「そんなわけあるかい!」と思うわけです。
まずこのファミリーは池田を知っているのか。
知らないでしょうよ。
知っていてこれが「We Love Ikeda!」という看板になると知っていれば
もっとなんだろう、こんなキラキラスマイルではなくてね、
あたたかさのあるスマイル、否、微笑みをするだろうと私は思いますよ。
このスマイルのキラキラ度からして、アメリカの大手スーパーウォルマートとかなんだかの広告用にとられたものではないかと私は思います。
そんな写真を池田のまち活性化を仕事とする人たちが
「ええやぁん。」と思ってこの看板写真として採用したのだと思います。
なぜ池田活性化員たちはこの写真を選び、このデザインにしたのか。
私なりに考えてみました。
欧米への憧れか?池田市民を使わないことによるプライバシーの保護か?など考えていくうちに私は一見へっぽこに思われた池田活性化員たちの巧みな技に気づいてしまいました。
それは、あえて外国人ファミリーを使用することにより、
池田市民の地元愛をより強いものにさせる効果を狙っているのでは?ということです!!
つまりこういうことです。
この看板を通りすがりに見た池田市民はまず私のように
「そんなわけあるかい!」と思いますね。きっと。
そしてそのあとに続く言葉といえば、、、
「私のほうが好きに決まっとるわい!」なんですね。きっと。
外国人ファミリーという部外者の存在を意識することによって
改めて強く自分が池田市民であるということを実感するのです。
他者によって自分はつくられるのですね。
このように
自分が池田市民であること、
そして池田なんて全く知らなさそうなこの家族より地元愛があること、
そんなことをこの看板に気づかされるわけです。
池田となんの関わりもなさそうなアメリカンファミリーのスマイルと、
We Love Ikeda! という文が組み合わさった意外性。
この意外性に人は惹きつけられ、改めて自分の気持ちに気づくことができる。
そう思うと、なんて敏腕プロデューサーなんだ、池田活性化員たちよ。

