あのぶっといストローで飲むタピオカが大好きだ。
白いツブツブのも好きなんだけど、選べと言われたら断然こっち。
出会いは10数年前の中国で、一杯の値段がコンビニのジュースとさほど変わりなくて、
街で見つけるたびにガブガブ飲んでいた。
中国に行った人が、お土産に持って帰ってこられればいいのにと、よく思ってた。
あれは中国でしか飲めないものと決めつけていたんだけど、
こないだテレビで特集が組まれてて、日本でタピオカがこんなことになっているを初めて知る。
でも東京の話でしょ~、行けないし。と思ってたけど、近くには大阪があるじゃないか!
調べてみると大阪にも店舗があるあるある。マイタピオカブームに火が付いた。
本当は一人で行きたかったんだけど、平日はなかなか時間が取れない。
けれどタピオカは飲みたい。
もう背に腹は代えられないということで、子ども二人を連れて、難波までタピオカを飲みに行ってきた。
行ったのはのナラパール。
本当はもっと大御所に行きたかったんだけど、子ども連れだし、ちょっとでも子どもウケするところがいいかと思って、店構えがかわいらしいところにした。
雑居ビルの、本当にボロボロの一角を、無理くり改装して急ごしらえで作った感が半端なかった。
実はもう何店舗かいってみたのだけど、どこもそんな感じだ。
ただタピオカをゆでてミルクティーと合わせればいいだけという商品の性質上なのか、
場所さえ確保できればいいという感じで、とってつけた感がどこの店舗も半端ない。
抹茶好きの息子は抹茶タピオカを、「タピオカ楽しみ~」とはしゃいでいた娘は、なんとタピオカの入っていないただのジュースを頼むという。
アルバイトの女の子が、そんなにバイトが嫌ならやめてしまいなよ、と老婆心ながら言ってあげたいほど態度が悪く、レジ前で子どもともたもたするのもはばかられて、息子には私より高い抹茶タピオカを、娘にはただのジュースを買ってあげてしまった。
味は間違いなくあのタピオカで、コンビニのあの、ミルクティーの味も微妙で、ゼリーなんだかタピオカなんだかわからない黒い物体の飲み物とは大違い、現地で飲める味だった。
土曜日の難波は人が半端なく、子ども連れていろいろ見て回る気にもなれなくて、各駅電車に乗ってのんびりと帰ってきた。
帰りながら、子どものタピオカ代…500円×2、子どもの電車代…500円×2で、一人で行くよりも2000円も多く払ってしまったことを計算して、やっぱり次からは一人で行こうと固く決意するのだった。

