こんばんは西原さおりです
初めての「モーツァルト!」は大満足でした。
今日は古川雄大さんの初日でした。
去年朝ドラ「エール」で毎日のように見てた二人がダブルキャストで主演なのですよねぇ。
ミュージカル界にとって二人は大きな存在ですね。
あらためてキャストを眺めていると、同じく本日初日の香寿たつきさんや
昨夜初日だった涼風真世さん、和音美桜さん、彩花まりさんとOGさんがたくさん出演なさってます。
男性陣も市村正親さんはじめ、山口祐一郎さんなどそうそうたる面々です。
古川雄大さん・帝劇というと、どうしても思い出されるのは一昨年の夏…
一生忘れられない最前列のセンターブロック角席。
当時は客席から登場するシーンがいくつもありましたから、本当に目の前をトート閣下やルキーニが通り、立ち止まり、歌い、お札を振りまいてくれました。笑
あのときと比べるとミュージックティーチャーはめっちゃたくましくというか、大きくなったなと感じました。
もっと線が細いイメージだったのです。
歌も力強く、魅力的でした。
これからも多方面でのご活躍が楽しみです!!
ところで、今日の舞台はオーケストラ生演奏でした。
オケピが使われていて感動しました。
でね、見てて銀橋がある?!エプロンステージ?!なんて思って。
なにしろ初観劇だったのでノー予備知識だったのですよ。
そういえばなんか小池先生な気がする…とか思ってたら、ほんとに…
「演出/訳詞小池修一郎(宝塚歌劇団)」でした。
宝塚のモーツァルト!といえば、記憶に新しい「ロックオペラ モーツァルト」ですよね。
あの星組公演と比べると、女たちがすごーく嫌な人に描かれてるなと思ったんです。
とくにコンスタンツェの家族。
ミヒャエル・クンツェさんは女を憎んでるのかな?と思ったりしました。
女ってのはどうしようもなくずるくてがめつくて醜悪な存在だと。
衣装はみんなカラフルで個性的(で、かわいいとわたしは思った)なのに、性根はどうしようもない悪そのものに描かれてますよね。
そこがちょっと気になったりしました。
人の悪意ということに関して思い出したことがあります。
幕間休憩中にちょっと事件があったんです。
例によってお手洗いの為に長蛇の列ができて、ロビーがだいぶ密な状態になってたときのこと。
列の流れに逆らう形でわたしの前の人を跳ね飛ばすようにぶつかって行った人(男性)がいたのです。
しかも当たってごめんどころか、すれ違いざま人を罵倒するような言葉を大声で言ったんです。
前の女性はすごく驚いて、はじめ呆然としていましたが、しだいに泣き始めたのです。
当たったのも痛かったはずですが、それ以上に心のショックが大きかったのだと思います。
本当にかわいそうでした。楽しみにしてきた観劇であんな目に遭うなんて。
平日のお昼の回に女性が多いのはどこの劇場でも同じです。
男性用お手洗いは空いてるんだから、人の少ないところを通ればすんなり行けるのに、なんだかすごく悪意を感じて、怒りがこみ上げました。
でも客席は私語をする人もごく少なくてとても快適でした。
この点、宝塚劇場は要反省ですよね…知り合いが多すぎるのかな…
そうそう!!!書き忘れるところでした。
コンスタンツェの木下晴香さん、とってもかわいくてすてきでした。
曲を聴いてるうちにまあやちゃん(真彩希帆さん)の宝塚ホテルのショーを思い出したのです。
歌ってましたよね、コンスタンツェの歌。
いつかまあやちゃんを見る為に帝劇に来るのだろうな…と、妄想してニマニマしておりました笑
あと、アマデちゃんが凄すぎてめっちゃ感動しました!
ではではみなさまごきげんよう
いつだって小さなシアワセがあなたをホッとさせてくれますように。
さおりでした
西原さおり
ナレーター・声優・朗読愛好家
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