こんにちは!
宝塚大好きナレーター西原さお莉です
「『MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN』大千穐楽(タイムラインに涙)」などに
たくさんのアクセスありがとうございました
『るろうに剣心』ほんとに面白かったですよ~
宝塚版を生で観ていないわたしですが、
今回のるろ剣、期待以上の満足感でした
なんと言ってもまずはちぎちゃん(元雪組トップスター・早霧せいなさん)の剣心
宝塚版より明らかに進化していました
とくに殺陣
シーン数も手数も増えていて、「えっ!えっ!?」て、
もう変な声出ちゃうくらいの迫力と速さで。
そう速さ!スピード感半端ないのです!
ちぎちゃん以外、相手は全員男性ですから
全体に速く力強い殺陣シーンの連続なのですが
そこに誰よりも強い剣の達人として存在しなければいけないわけで
それがどれくらい大変なことか、想像するだけでも恐ろしいことですよね。
男性陣も手加減してる感じが全くなく、ですから迫力もすごくて、見応え十分。
みんなすごいですが、スピードという点で言えば
剣心の影こと緋村抜刀斎役の松岡広大さんがものすごかった
殺陣としての正解かどうかはわたしにはわかりませんが
まるでアニメから飛び出したか、映画でCGを使ったかのような
ある意味現実離れしたとでも言いたいほどのアクロバティックな動きでした。
当然、ちぎちゃんと同一人物なのですから、スピードにあまり差があってはならず
影の存在がちぎちゃんの飛躍的な進化をもたらしたのかもしれません。
とにかくとてつもなく体力を必要とするシーンであることは間違いないと思います。
ちぎちゃん、女だてらにほんっっとがんばってます
影も剣心もめっちゃかっこいいです
アクロバティックといえば、元お庭番の4人も凄かった
舞台でぴょんぴょんくるくる、まさに忍者という動き。
器械体操や新体操などの経験者なのですねぇ。
あぁいう本物が入ると舞台が締まりますねぇ。あれもかっこよかった
他にも男性の主要キャストはかっこいい人、面白い人など盛りだくさんでしたけど
中でも斎藤一役の廣瀬友祐さんはイメージにぴったりでした
背が高いだけでなく、肩幅が広くていかにも強そうだし存在感ばっちり。
廣瀬さんは去年の『パジャマゲーム』以来、『屋根の上のヴァイオリン弾き』、
そして今回と、全くタイプの違うお役を観ることができています。
すてきな役者さんですよね
パンフレットです。
殺陣のことばかり書きましたが、
ちぎちゃんが進化していたのは殺陣だけではありません。
お歌もすばらしく進化していました
本物の男性に囲まれている中でも、まったく引けを取らない力強い声でした。
舞台で毎日たくさんの曲を歌い続けてきた人ならではの
説得力と情感と安定感のある歌声。
素朴な疑問ですけど・・・
宝塚を見慣れている人は、女性が男性役でしゃべったり歌ったりする声を聞くことに
すっかり慣れていますけど、そうでない方はどう感じるのでしょうね?
違和感ってあるんでしょうか・・・
その辺はちょっと伺ってみたい気がします。
とにかくわたしは、早霧剣心にまったく違和感はありませんでした。
とってもステキだったし、まだ何度でも観たいくらいでした
舞台装置も花道の使い方も素晴らしかったし、
弥彦 かわいすぎた
トリプルキャストなのですが、昨日は誰だったのかなぁ・・・
パンフレット見ても、そっくりでよくわからないんですよ
弥彦ってば、セリフだけでなく、歌舞伎風のシーンでは
ある重要な役目を担っています。ご注目です
アンサンブルのみなさまに至るまで個性の際だったキャストさんも
ほんとに隅々まで楽しませてもらいました
これからご覧になる方、どうぞお楽しみに
ではではみなさまごきげんよう
今日も小さなシアワセがあなたをホッとさせてくれますように。
さお莉でした
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