柴犬 豆柴の胡南 -2ページ目

柴犬 豆柴の胡南

豆柴犬 横浜の胡南パパのブログ

豆柴犬のまめから横浜の胡南に名前を変更しました。

大江戸小町から昨日豆柴を購入しました。

都内に豆柴の専門店があるとは、思ってもいませんでした。

どちらかというと田舎にあると思っていました。

屋上にドックランが出来るスペースがあり、そこからは、スカイツリーがキレイに見えました。

ブリーダーさんも親切で色々丁寧に飼育方法などを教えてくれました。

犬を飼うのは、初めてなので色々知識を広めながら育てたいと思っています。

まだ、二ヶ月目なのでほんとに小さくて可愛い犬です。

これからは、写真も載せていきたいと思っています。


予知力という力を使いこなしていると思っていたのは、アサハカだった。

未来に必ず起こる出来事は、確実に判る。

しかし、この力を応用出来なければ何も意味を成さないのだ。


未来を見通すということは、逆に言えば決まった未来しかないのだ。


学生まではその力だけで充分優等生で生きていける。

しかし、社会では、そうは行かない。


今もっている力の先を見通した俺は、絶望へと変わっていった。


決まった未来以外の想像力や発想力といったものを持ち合わせていなかった。


つまり、結果が近い未来に出る物であれば判るのだが、結果がわからないものに関しては、

全く想像も出来ない。


テスト等に例えてみるなら、テストの解答はわかるが、テストの問題を作る事は出来ないと

いう事だ。

まあ単純に言えば応用力が無い。


ただ、学生の時に気付いたのが幸いだったかもしれない。


つづく



雲一つ無い真っ青な空を丘の上の草原に寝そべってぼやっと見ていた。

頬を撫でる風が気持ちが良い。


日差しの眩しさに朝六時に目が覚めた。

今日は、学校をずる休みしてバイクで遠くに行きたくなった。

思い立ったが吉日ということで直ぐに家を飛び出した。

通勤ラッシュとは反対方向にフルスロットルで向かう。


江ノ島を過ぎ湘南の方へ風を切り裂き走り出す。

潮風が体を包み気持ちがいい。


つづく



あれから一年がたとうとしていた。


今は、一軒家に住んでいる。

草に覆われ、壁は剥がれ落ち、屋根は穴が開いている。

見るからに廃墟と化している。


だか、俺は気に入っている。

誰もここには入ってこないからだ。


当然、電気、ガス、水道などは無い。

ただ、雨風がしのげるだけだ。

ただ、風が強い日等はとても寝られたものでは無い。

隙間風や窓がガタガタと煩くてとてもいられたものではないのだ。


こんな時は、近くの橋の下に逃げ込んで風が収まるのをまっている。


今の時代食う物だけはなんとかなる。

食い逃げ等は数え切れないほどやったし、パン等も何度と無く盗んできた。


こんな廃れた毎日だがあれからずっと毎日欠かさず体を鍛えている。


腕立てや腹筋や背筋等はいうまでも無い

今では、一日1000回は出来るようになっている。

当然のこのながら体は以前より引き締まっている。

だた、スターロンのような体ではなく、鋼のように鍛えられたブルースリーのような体だ。


つづく


あれから二年の歳月が流れていた。


二年前に突然の嵐の中覚醒した力は、今は、もう完璧に使いこなす事ができている。


この力は、未来を見通す力即ち予知力だ。


初めの頃は、予知夢でしかなかったが、今は、その感覚が研ぎ澄まされ

自分の未来や、全くの他人の事でさえも見通すことが出来る。


ただ、未来を変えるという代償は、一時的な意識障害等がおこることが判った。

未来を変えることの重大性によって俺に掛かる意識障害の時間に比例しているのだ。


いまの俺は、東京大学に通っている。


これも予知の御蔭だった事はゆうまでもない。


簡単に言えばカンニングで東京大学に入学出来た。

ただ、普通の人のカンニングとは訳が違う。

未来の予知によるものだ。

答案用紙に答えが見えるのだ。俺はただそれをなぞるだけで良かった。

当然答えは全問正解である。


当然の事ではあるが、東大のトップ合格も俺にはわかっていたことだ。


この力はあらゆる面で俺の人生を変えていった。


競馬や競輪、競艇等の博打や株等の投資については、決して損をすることなどは無い。


現に俺の通帳には、10億を超える大金が入っている。

家も、5~6件持っている。

親も今は、俺の稼いだ金で毎日ゴルフやパーティー等遊んで暮らしている。


俺は自分を完璧に見失っていた。

予知という力に酔いしれて本当の意味など全く考えもせず

浮かれていた。


今日までは・・・・・


つづく











俺は、サラリーマンの首を後ろからしめた。

突然の事でサラリーマンは、動くことも出来ずそこに悶絶した。

俺は、衣服を剥ぎ取り、自分が着ていた服を脱ぎ捨てそれに着替えた。


パンツ一つになったサラリーマンを物陰に隠しその場をさった。


路地裏から出て地下鉄に乗った。

ふと、窓に映った自分を見ると顔中痣だらけだがいつもと同じ自分がいた。

窓に映る自分を見ていると、さっきまでの事が現実では無いように思えた。


駅に着き、扉が閉まろうとする直前、座って寝ている学生風の男がかぶっている帽子素早く取って降りた。

周りにいた人が、泥棒と叫んだ声が閉まった扉の向こうからカスかに聞こえた。


駅に降りた俺は、その帽子を深く被った。

これで痣だらけの顔を隠すことが出来る。


少し冷静になった俺は、腹が減っている事に気づき

近くにあったファストフードに入った。


頼んだバーガーを一気に頬張った。

少しむせて、コーラを飲んだ。

周りの視線を少し感じたが無視していた。


臨時ニュースで俺の名前を言っている。

近くのテレビを見ると俺の写真が移っていた。

周りを見るとアメリカ映画で見るように皆が俺とテレビを交互に見ていた。

俺は、逃げるように店をでた。

店の店員が警察を呼んでいたからだ。

ただ、誰も俺を捕まえようとする人はいなかった。


顔が見えないよう俯き加減で足早に街を歩いた。


どうしら逃げられるだろうか?

サイレンを鳴らしながらパトカーが俺の横を通り過ぎていった。

見つかってはいないようだ。


俺は、もう犯罪者か?

自問自答を繰り返したが、犯罪者に代わりはなかった。

人気の多い道をあえて選んで歩いた。

この都会の真ん中で、すれ違う人は皆無関心で俺に気づく者はいなかった。

俺は、ネットカフェに入った。

今度は店の店員も全く俺に気づいていなかった。


俺は、個室に入り眠った。

どのくらい寝ただろうか?

時計をみると夜中の一時を廻っていた。


ふと高校生の不良達の顔が頭に浮かんだ。

俺は、パソコンで、俺の乗っている京王沿線の高校を調べ始めた。

あの制服は、何度も見かけた事があった。


五時を廻る頃要約高校名が分かった。

俺は住所と地図を印刷した。


待てよ。

あいつらだけ狙っても、もうしょうがない。

この社会全体が可笑しいのだ。

不良が俺を痛めつけている時逃げるように出て行った人達。

警察に連絡したファスト店の店員。

このインタネットカフェの人達だって、いつ俺を通報するとも限らない。

この日本がダメなのだ。


俺は、もう表の世界では生きられない。

裏の世界に生きるしかない。


人を殺すのが、思っていた程の罪悪感が無かった。


ただ、何をするにしても、俺は中途半端に生きていたこの俺が、裏の世界で生きていけるのか?


自首した方が良いのでは?


会社の人にしても、この服を奪った人にしても何の関係も無い人を殺してしまったのた。


だが、もう止まることは出来ない。

もう、裏で生きるしかない。


今、これからの生き方が決まった。


俺が日本を変えてやるんだ。


おれの本当の人生は今、始まった。

テロリストとして、裏の世界で生きていく事を決めたのだ。


おわり・・・・・・・






俺は、普通のサラリーマン。

普通といいきれるかは自分ではわからない。

会社に行っても、やる仕事は毎日変わらないし、仕事以外のことは誰とも話したことは無い。

会議でも、発言することは殆ど無く、毎日をただ流れるように過ごしている。

ただ、最近は、リストラの噂が会社内で流れ始め、最初に名前が載るのは自分の可能性が高いと

影で皆が噂している。


そんな、平凡な暮らしではあったが、今日は朝から辛いことがあった。

たまたま、電車で乗り合わせた高校生のツッパリの足を踏んでしまったのが原因だった。

4、5人の高校生に、駅のトイレに連れ込まれた。

周りの人は、避けるように出て行った。

何のとりえも無い俺は、”なにすんだよう”と一言いうのが精一杯だった。

袋叩きとというのはこういうものだったのかと今身をもってわかった。

無言の高校生は、俺をトイレの床に倒しあらゆる方向から蹴りをいれられた。

俺は、呻き声しか出ず、助けを呼ぶことも出来なかった。


俺が気付いた時には、トイレの便座に座っていた。

ぼろぼろになった服と、体中の痛みがあった。

トイレの鏡をみると、ドラマでしか見たことが無いような血だらけの俺が写っていた。

顔を荒ってみたが、気分が冴える事はなかった。

時計を見ると、9時をまわっていた。


こんな状態じゃ会社にいけない


今日は会社に連絡しようと携帯を探した。

携帯が無いどころか鞄も財布もなかった。

トイレを探してみたが見つからなかった。


”ちぇ ちょうがない”

はき捨てるようにつぶやき家に帰った。


もう何もする気が起きずひたすら眠った。


朝になり目が覚めた。

改めて鏡をみると顔中あざだらけの俺がいた。


昨日は無断欠勤してしまったので、今日は無理してでも会社に行った方がよいと思いいつもより

早い時間に家をでた。

もちろん、すれ違う人は皆、俺の顔を見て目を背けた。

しかし、そんな事は気にしてもしょうがない。

電車もいつもと違う車両に乗った。

また高校生に会うのはごめんだ。


会社に着くと誰もまだ出社していなかった。


机の上に一枚の紙が置いてあった。



解雇通知だった。



この紙一枚で20年間、休みもせず真面目に勤めた会社をやめさせるのか・・・・

たった一日無断欠勤しただけなのに・・・・・

今、初めて怒りが体中を稲妻のように走った。


うおおおおおお・・・・・・・

と吼えた


目の前にある机を引っ繰り返した。

この行為が、俺を一瞬のうちにかえてしまった。

今まで心の奥に隠していた不満、嫉妬、妬み等が一気に爆発した。


がああああああ・・・・・と吼えながら、全て壊してやろうと思った。


周りの机や棚を片っ端から倒していった。


警備員が入ってきた。


”やめなさい なにをしているんだ”

”警察を呼ぶぞ”

とどなっていたが、俺は気に求めず、怒りのまま、近くにあった棒でガラスを割っていた。


警備員と出社してきた社員が俺をとめようと


”やめろ”と叫びながら寄ってきた。


俺は持っている棒で警備員の頭をかち割った。


次にきた社員腹を思い切って突いてやった。


呻き苦しむ人を見るのはドラマ以外では始めてだ。

でも自分でこうするのがこんなに快感だったとは・・・・

昨日の高校生の気持ちが分かったような気がした。


待てよ、昨日の高校生・・・

あいつらが、俺にこんな事をしなければ、俺は、いつもと変わらない筈だったのに・・・


”くそー”

”あいつらー”


昨日の奴らを見つけなければ。

怒りのまま持っていた棒で転がっている社員の頭をたたいた。

鈍い音が響き頭にめり込むと同時に棒もおれてしまった。


俺は、倒れたやつらを尻目に部屋をでようとした。


”きゃああー”

女子社員が出社してきたのだ。


恐怖に包まれた女子社員がわめいている。

目障りだった。


思いっきり走りながら顔面に跳び蹴りをいれ事務所をあとにした。


通りに出ると皆が俺をみている。

窓に映る自分の姿をみると返り血を浴びた俺の服は真紅にそまっていた。


このままでは、直ぐに警察に捕まってしまう。

さっき警備員が警察を呼んでいた。


俺は人気の無い路地へ入っていった。

旨い具合に一人のサラリーマンが俺の前を歩いていた。

俺には全く気付いてはいなかった。


後ろから忍び寄り首をしめた。


つづく・・・