本当に選んでる? | 太鼓大好き小僧「龍士」のままの日記

本当に選んでる?

再び登校が始まって一週間。
龍士の学校の三年生は皆それぞれ色々な場所へ実習に通い、ようやくの再会であった。
そして、自分に合った進路に巡り遭うために今もなお、実習に出て頑張っている生徒も何人かいる。
龍士もそして養護学校の生徒たちみんな、卒後に「働く」という事を念頭にして突き進んでいる。
「ここを卒業したら社会人になって頑張って働く」
入学の時から、いや、もっと前から、障害児の教育では繰り返し教え込まれてというか、すりこまれて来ている。
高校期の三年間でより現実みをおびた教育が行われ、生徒は皆「卒業したら社会に出て働く」になる。
あんなに天真爛漫な龍士もそうなった。
世間では、多くの人が大学や専門学校まで進み、18歳で社会人になる割合は私が育った時代より減っている。
しかし知的障害の子の進路はもっと学校に行って勉強がしたいと考えても、その場が無い。
高校を選ぶ時点から深く感じる矛盾であった。
この事はまた書いてみたい。