などと、あえてこう自己紹介していますが、
私はウェブトゥーンや紙漫画のオタクだったわけではありません。
むしろ実際に始めてからウェブトゥーンを読み始めたかもしれません
じゃあなぜこの↑仕事をやれているのか。
それは、やっていたら仕事になってきた、ということだと思います。
実は始めてからまだ1年たっていないですし、
自分から
「翻訳者です」とか
「ウェブトゥーン翻訳者です」
って名乗るには経験が浅すぎる気がして、
今だに図々しいよなぁと思ったりします
翻訳の作業自体は好きだと思っていましたが、翻訳の専門ジャンルは持ってないし、もしやるなら、前職の経験からエンタメ要素のある翻訳がしたい、ぐらいザックリとした目標でした。
なのでウェブトゥーンを大して読んだこともないくせに、できんのか⁇と、求人を見るたびに躊躇って、スルーしていました。
でも「未経験OK」という入り口の幅広さ。
とりあえずやってみよう!
と、勢いで飛び込んでみたんです。
幸いトライアルに受かり、安定して依頼をいただいているので、少しずつ今の自分は
「ウェブトゥーン翻訳者です」
と名乗る気に、というか調子に乗ってきてます

デビュー当初よりはずっと、漫画っぽい表現ができるようになってる気がしますし、たくさんのパイセン方から知識を頂戴したり、作品経験をつむことで、専門性を育ててる、という感覚です。
こんなふうに
「詳しくないし」
「専門じゃないし」
とチャレンジを躊躇っていたら、
いつまでも専門性はできてこないんだなと思いました。
それに、自分がそれを専門としていけるのか、性に合っているのか、というのも、やってみないとわかりません。
専門性は作る、探す。
アリだと思います。
もちろん映像翻訳のように経験者前提がほとんどの場合、仕事に至るまでの道のりが長いですが、やはり地道に専門性を作るしかないんですよね。
まあジャンルに関わらず、これからも自分の生業だと言えるよう、長く翻訳を続けていきたいです。
